【ラグビー部】「Aチームでなくて悔しい」

◆定期戦◆

10月6日 対早大 早大上井草グラウンド

山本開(営1)。スクラムからボールを持ち出しゲインする

「Aチームでなくて悔しい」と主将・山本(営4)。「Aが出てこないということは立教が下に見られている」と勝利の喜びよりも舐められて悔しいという気持ちでいっぱいだった。だが、昨年の定期戦での勝利は56年ぶり。今年2連勝を飾れたのは胸を張って誇っていい事実だ。

両チームともミスが目立つ試合ではあったが、立大は起きたミスを最小限に抑え、相手のミスは見逃さない。少ないチャンスを掴んで勝利した。前半5分、立大のエンジンがかかり始める。三村(観1)が繋いできたパスを中田(観2)受けトライ。かかったエンジンは止まらず、さらにトライを重ねる。さらに素晴らしいディフェンスを見せ早大の攻撃を0点に抑えた。後半は前半のメンバーをほとんど入れ替えて臨んだ。2トライ奪われて迎えた後半35分、自陣ゴール前でまで攻められる大ピンチ。潰しても立ち上がる早大オフェンスに苦戦するもここで根負けするような練習はしていない。早大がついに根負けし、ペナルティ。粘り強いディフェンスがゴール前の我慢対決を制した。「練習でやってきたことができたので良かったです」と眞壁(観4)ははにかんだ。

多くの選手が出場し、強豪早大相手に1人1人がいいアピールをした。対抗戦も折り返し地点に差し掛かるところ。残り2カ月、走りぬいてほしい。 (10月10日 川合晟生)

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