【ラグビー部】強豪・立正大と対戦!圧倒的実力を前に連敗を喫する

♦第11回関東大学春季交流大会♦

5月8日 対立正大 立大富士見総合グラウンド

春季大会第2戦、強豪・立正大と対戦した。前回の反省を生かし大会初白星を飾りたい立大であったが、相手の圧倒的な攻撃力を止めきれず、開幕2連敗という結果となった。

相手をかわしボールを運ぶSH伊藤(社2=桐蔭学園)

立大キックオフで始まった第2戦。前半開始早々にロングキックからラインアウトでチャンスを作り、スクラムで立正大ペナルティを取る。WTB安藤(観4=京都成章)がペナルティゴールを決めて先制点を奪った。その後優位な試合展開が続くも、前半13分にペナルティを取られてすぐにゴールライン手前まで攻め込まれる。スクラムでの攻防の末、逆転のトライを許してしまう。その後は劣勢が続き、前半29分のラインアウトのミスから、相手のカウンターアタックを受けトライを許してしまう。なんとか反撃の糸口をつかみたい立大は前半終了間際、キックパスからゴール手前まで抜け出し、SO福壽(済3=立教新座)からパスを受けたSH伊藤がトライを決めた。WTB安藤がコンバージョンゴールで点を取り、前半2点差リードを許して折り返す。

ゴールキックを蹴り込むWTB安藤

後半開始直後、立正大の速攻にディフェンスが崩れ、連続トライを許してしまう。なんとかチャンスをものにしたい立大であったが、ペナルティを多く取られ攻め込まれる展開が続いた。再びゴール前に攻め込まれ、後半15分にトライを与えてしまい21点差の大量リードを許す。このままでは終われない状況で後半18分、ロングキックからマイボールラインアウトでチャンスを得ると、素早いフットワークを生かしてLO太田(観4=立教新座)がトライ。WTB安藤がしっかりコンバージョンゴールを決めて14点差とする。反撃の口火を切るかと思われたが、立正大ディフェンスの必死の守りに阻まれ、その後は膠着状態となり敗色濃厚のムードに。後半35分にペナルティゴールを許すと、試合終了間際にトライとコンバージョンゴールを決められてノーサイド。17ー41と悔しい敗戦となった。

試合後、WTB・主将の安藤はチームのミスの多さを指摘。「練習レベルでできないことは試合でもできないことを痛感した」と試合を分析した。負けはしたもののチームの雰囲気はまだ諦めていない。次戦に向けて課題を修正し、大会初勝利を目指してほしい。

(5月13日・田作涼馬)

 

◆コメント◆

WTB 安藤(観4)

-試合を振り返って

練習でやったことが良くも悪くもどちらも出たなという印象です。例えばキックを使ってボールをエリアの外に出すという戦術はうまくできたのですが、取りきりの部分っていうのはミスをしてはいけない部分でミスをしてしまっているというのは今日の課題ですね。やはり練習レベルでできないことは試合でもできないっていうことは痛感したなという感じです。

-ゴールキックで意識していること

毎回同じフォームで毎回同じ蹴り方をするっていうのを意識していますね。これをやるとどこが外した時にどこができてなかったかというのが分かるので、ここの角度がきわどかったから外したとか、そういうことがわかるので試合でも練習でも意識していますね。

-チームの雰囲気

いい時はいいんですけど、悪い時は悪いというか。今日は入り割と良かったんですけど。それは練習でも日頃からずっと入り入りって言っている部分なので、先週より、今週。今週より来週を良くするっていう気持ちはチーム全体として持っています。

-次戦に向けて

もう2敗しているのであと3戦は勝つことだけを目標にっていうのはもちろんなんですけど、僕たちの最終目標は選手権目標なので。冬の段階でチームが出来上がるっていうのを目指しているので。しっかりと成長できる試合をしながら勝っていくという部分で臨めればなという感じです。

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