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【野球部】ドラフト候補・三浦銀二攻略!2桁安打8得点で快勝しリーグ戦後半への流れを掴んだ! 〈秋季リーグ戦 法大1回戦〉

≪法大戦の展望はこちらから≫

◆2021年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆

10月9日 対法大 明治神宮球場

打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[9]8 道原(法3=駒大苫小牧)
[5] 田中祥(コ1=仙台育英)
栗尾(コ4=山梨学院)
[8]7 宮﨑(コ3=大阪桐蔭)
[3] 東(社4=福岡大大濠)
[4] 山田(コ3=大阪桐蔭)
[7] 吉岡(コ3=広陵)
島田(コ3=龍谷大平安)
佐藤(コ3=福岡大大濠)
[2] 黒岩(法3=静岡)
[6] 井上剛(コ3=佐久長聖)
[1] 池田陽(コ2=智辯和歌山)
野口(コ2=東海大相模)
荒木(社4=神戸国際大)
太田(コ4=智辯学園)

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
池田陽(コ2=智辯和歌山) 84
野口(コ2=東海大相模) 11
島田(コ3=龍谷大平安) 30
栗尾(コ4=山梨学院) 21

東大戦の黒星から軌道修正を図るタテジマ戦士の強力打線が、両チーム2桁安打の打ち合いを制した。初回に先制され迎えた裏の攻撃、2点を奪い返し試合の流れを掴む。4回には東(社4=福岡大大濠)の適時打などで一挙3得点でリードを広げた。6回には、代打・荒木(社4=神戸国際大)、7回には、黒岩(法3=静岡)からダメ押しとなるリーグ戦初本塁打が飛び出した。13安打8得点の猛攻でカード初戦を大勝した。

猛打賞と気を吐いた道原。1回には本塁へ好返球を見せるなど好守で活躍を見せた

昨季苦しめられた相手に立大のエースが立ちふさがった。初回から、先発・池田陽(コ2=智辯和歌山)が140㌔台前半の速球で攻め立てるが、高めに浮いてしまう。連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招き、迎えた3番打者に対する2球目。快音が響き右翼へ高いフライが上がった。飛距離は十分。三塁走者がスタートを切り、先制されるかと思われた。しかし、道原の本塁上ヘ完璧に合わせた好返球がチームを救った。「強い球を投げて勝負する」.攻めの姿勢によって窮地から脱した。流れを渡しかねない危機を最少得点で防ぎきる粘り強い投球を見せた背番号15は攻撃へのリズムを作る。2回以降も毎回安打を浴びるが、要所を締めていく。三塁へ進まれても球速差20㌔の緩急を活かしたカーブで凡打の山を築き、本塁は踏ませなかった。5回を投げて1失点。被安打8と苦しみながらも踏みとどまる底力を見せた。

3安打3打点の活躍を見せた東

乱打戦の様相を見せた中で法大に得点力の差を見せつけた。好守で流れを引き寄せた道原は直後の打撃でも輝いた。「とにかく出塁をする意識を」。フルカウントからの6球目に食らいつき右前安打を放ち出塁すると、田中祥(コ1=仙台育英)も続きチャンスを広げる。1死二、三塁で山田の右中間安打などで逆転に成功した。4回には、井上剛(コ3=佐久長聖)が技ありのセーフティバントで出塁すると、再び道原、田中祥のコンビが連打で得点を重ねた。東もこの日2打点目となる適時二塁打を放ち相手投手陣を追い込んでいく。6回には、代打・荒木がリーグ戦初となる右越本塁打を放ち、大きなガッツポーズを見せ雄叫びを上げた。「一球で仕留める」。気持ちで掴んだ一振りだった。さらに、7回にも黒岩がダメ押しとなる左越本塁打を放ち試合を決定付けた。

リーグ戦初本塁打を放ち喜ぶ荒木(写真右)

勝利が絶対条件となる試合で13安打8得点と快勝した立大ナイン。しかし、まだまだ油断の出来ない状況が続く。「自分の役割を果たす」とタテジマのリードオフマン・道原にも抜け目はない。明日も確実な勝利を掴むため戦いぬく。強敵を控え山場となるリーグ戦後半を制し、RIKKIOが王座の奪還を狙う。

(10月9日・八村慶介)

コメント

テンポのいい投球で1回を締めた#14 野口

「池田くん(池田陽)が要所を抑えてくれたので、自分もその波に乗ろうという気持ちで頑張りました。(今シーズンの目標は)栗尾さんが最終年で同部屋でもあったので、胴上げしたいという気持ちがあります。残り試合全部に勝利し、優勝することを目標に今は頑張ります。」

攻守で活躍を見せた#1 道原 

「(1回の好返球について)アウトにするために強い球を投げ、ラインをずらさないことを特に意識しました。(1打席目について)三浦(4年=福岡大大濠)さんが良い投手だと分かっていたので、とにかく出塁することを心掛けて打席に入りました。(個人の調子は)チームの雰囲気が良いので、そこに乗るように自分の調子も上がってきていると思います。」

代打でリーグ戦初本塁打を放った#31 荒木

「代打としていつ出るかのタイミングを想定して、常にいつでも行けるように準備していました。相手投手と春季リーグ戦で対戦して、差し込まれることが多かったので、速球打ちを練習から行っていたことが今回の結果に繋がったと思います。(次戦について)自分は今後も代打で起用されると思うので、1本出して勝利に貢献できたらなと思います。どんな形でも勝とうという気持ちでいっぱいです。」

2回を3奪三振無失点の好救援を見せた#16 島田

「(今日の試合を振り返って)点差もあったため、ベンチや投手陣の声かけが自分の背中を押してくれてすごく投げやすい状況を作ってくれたのがよかったなと思います。(今後の目標は)明日の法大戦、来週の慶大戦、再来週の明大戦と続きますが、気を抜けない相手なので今日の結果に慢心せずひたむきに頑張っていこうと思います。」

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