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【野球部】扇の要・黒岩が攻守にわたる活躍で開幕2連勝!執念のヘッスラで勝ち点をもぎ取る! 〈秋季リーグ戦 早大2回戦〉

≪早大1回戦の戦評はこちらから≫

◆2021年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆

9月20日 対早大 明治神宮球場

打者成績

位置選手名・学年・出身校打数安打打点四死球本塁打
[9]8道原(法3=駒大苫小牧)
H片山(コ4=履正社)
金川(社4=立教新座)
[5]田中祥(コ1=仙台育英)
[7]吉岡(コ3=広陵)
宮(営3=國學院栃木)
[3]東(社4=福岡大大濠)
[4]山田(コ3=大阪桐蔭)
[8]7宮﨑(コ3=大阪桐蔭)
[2]黒岩(法3=静岡)
[6]井上剛(コ3=佐久長聖)
[1]荘司(社3=新潟明訓)
H荒木(社4=神戸国際大附)
野口(コ2=東海大相模)
栗尾(コ4=山梨学院)
太田(コ4=智辯学園)

投手成績

選手名・学年・出身校投球回球数被安打奪三振与四死球自責点
荘司(社3=新潟明訓)70
野口(コ2=東海大相模)0 1/315
栗尾(コ4=山梨学院)2 2/349
宮(営3=國學院栃木)26

激戦を制したタテジマナインに万雷の拍手が降り注いだ。完封勝利から一夜。先発・荘司(社3=新潟明訓)は4回1失点の好投を見せる。5回からはプルペン陣が早大打線を1失点に抑える活躍。3番手の栗尾(コ4=山梨学院)は前日の登板に続く回跨ぎにもリードを守り抜いた。一方の打線は、黒岩(法3=静岡)の2本の適時内安打や山田(コ3=大阪桐蔭)の一発などで小刻みに得点を重ねた。開幕2連勝を飾り、順調な滑り出しを切った。

先発を任された荘司

昨秋王者に臆することなく、最後まで打者と対峙し続けた。1点を返され、なおも2死三塁のピンチ。3球で追い込むも、相手打者に粘られフルカウントに。7球目の147㌔の直球はあわや本塁打の大ファール。しかし、荘司は冷静に腕を振り続けた。2球挟んで9球目、低めにコントロールされたスライダーを引っ掛けさせて遊ゴロに打ち取る。ピンチを切り抜けた背番号11は、グラブをポンと叩いた。何度も好守で援護してくれた遊撃手・井上剛(コ3=佐久長聖)の元に駆けつけハイタッチ。大学野球2度目の先発登板は自己最長となる4回を投げ抜き、笑顔でマウンドを後にした。

初先発から4ヶ月、夏を越してひと回り成長した本格派右腕が存在感を放った。昨季は3試合登板して、防御率が14.54。四死球から崩れることが多く、波に乗ることができなかった。しかし、今季の荘司は先発2番手に大抜擢(ばってき)。4奪三振を含む4回1失点と試合を組み立て、チームの期待に結果で応えてみせた。「変化球を効果的に使って打ち取れたことが大きい」。与えた四死球も1つと、課題であった制球力も向上。自慢の真っ直ぐと決め球の変化球のコンビネーションで早大打線を封じ込めた。「勝てる投手になることが今の1番の目標」。次回登板時も安定感抜群の投球で、神宮のマウンドに仁王立ちする。

2本の適時安打を放った黒岩

好投を続ける投手陣に女房役もバットで応える。2回ニ、三塁のチャンスで打席には黒岩。「ボールに食らいつき、何とか1点を」。149㌔の直球を流し打ち、ボールは一、二塁間へ。相手野手も懸命に一塁へ送球するが、黒岩は気迫のヘッドスライディング。塁審のセーフコールと同時に立ち上がり、ベンチに向かって渾身のガッツポーズを見せた。「綺麗な当たりではないが、先制点を取れて良かった」。気持ちで得点をもぎ取った黒岩に、8番打者の井上剛も続く。二塁手の頭を越す鮮やかな一打で欠かさず追加点を奪った。「下位打線でも点を取れるところを他大に見せたい」。7、8番で放った安打数は2戦合計で8本。恐怖の下位打線を形成し、相手投手陣にプレッシャーを与える。

2連勝を飾ったタテジマだが、一切の油断はない。「目の前の一戦一戦を確実に勝っていきたい」と副将・栗尾も気を引き締める。春のような悪夢はもう2度と味わわない。昨春優勝校である「陸の王者」を引きずり下ろすその日までーー。今季こそRIKKIOが歴史に名を刻む番だ。

(9月20日・川崎翔海)

コメント

今季初先発した#11 荘司

「緊張する場面もありましたが、投げていくうちにだんだんと自分のペースで投げることができました。今日は真っ直ぐに力みがありましたが、その分変化球がゾーン内で決まってくれました。そのため、(投球が)すごく楽になりました。昨日の試合(早大1回戦)を見て、立大の投手陣がとても良くて、相手打者を見てても合っていない感じがしました。そのこともあり、自分の中ではすごく良いイメージを持てたので、とても大きかったなと思います。」

5回から好救援をした#18 栗尾 

「投手は2失点以内に抑えることができ、打者も効果的に点を取ってくれたので、チームとしてはベストな2試合ができたと思います。(投球については)しっかり低めに投げて凌ぐことを頭に置いて、勝負どころではそれができたので最少失点で抑えることができました。(次回について)難しい開幕カードを取ることができたので、東大戦もこの勢いのまま準備して臨みたいなと思います。」

投手陣を好リードした#23 黒岩

「開幕カードが早大でありましたが、しっかり2戦連勝することができひとまず安心しています。(先発の荘司とは)とにかく後のことは考えずに、目の前の打者に向かっていこうと話をしました。中盤は大分苦しい展開だと感じていましたが、4年生の栗尾さんが上手く引き締めてくれたと思います。(打撃については)上位打線はマーク厳しくなるので、自分たち(下位打線)がどれだけ活躍できるかが試合運びに関して重要だと思っています。そのため、井上剛とよく話しながらどうやって攻めていくかを考えています。」

猛打賞を記録した#6 井上剛

「春までは真っ直ぐを狙いながらも、結局変化球も頭にあり、結構中途半端な感じで打席に入っていました。しかし今回は、どっちかに割り切って振っていった結果が結びついてるかなと思います。(今季から背番号が6に変更したが)監督(=溝口監督。90年度卒=湘南)からも少しはは期待されてるのかなと思っています。期待に応えようと思います。早大に2勝したので、気緩むことなく東大戦でもしっかり2勝して、後半戦に繋げていきたいと思います。」

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