【男子ラクロス部】カオスラクロス体現! 撃ち合い制し、紫合戦を勝利で収める!

◆六大学戦◆

3月19日 対明大 清瀬内山グラウンド

今年のテーマは「カオスラクロス」。秩序だってない状況で仕掛ける。ボールを奪われたら、攻撃的守備。すぐに切り替えて前線からプレッシャーをかけていく。立大らしい接点を意識したラクロスだ。六大学戦の初戦は、昨年関東ベスト4の強豪である明大。得点の奪い合いとなるも、紫合戦を制して白星発進となった。

シナリオ通りの第1Qだった。試合前の練習状況から自分たちのフィールドで戦えると選手たちは確信。開始早々から積極的に攻撃を仕掛けた。相手にボールを奪われてもすぐに自分たちが再びボールを奪い返せる。その自信がSAINTSの大胆な攻撃を支えていた。2得点を獲得するなど終始立大ペースに。カオスラクロスを体現し、結果、内容ともに明大を圧倒した。

試合後円陣を組むSAINS

第2Q以降は、第1Qと打って変わって得点の奪い合いになった。実力が五分である明大に何度も詰め寄られる。しかし、一度もリードを許すことなく逃げ切り、撃ち合いを制した。攻撃陣を牽引する安藤(文2)も「勝ち切れたことは大きい」と満足げに頷いた。

チームの理想のラクロスを体現することできた第1Q。しかし、「まだまだ伸び代がある」と選手たちは、さらなる成長を求めている。1つ1つのプレーの精度、そして1試合続ける体力。目標である学生日本一へ。紫の戦士たちは確かな第一歩を踏みしめた。

(3月22日・川崎翔海)

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