【軟式野球部】平林4勝目!東日本に望み繋げる

平成30年度東京六大学軟式野球秋季リーグ戦

10月10日 対早大2回戦 戸田市営球場


二年連続で東日本大会出場を目指す立大は試合前の段階で3勝4敗。残り3戦絶対に負けが許されない。相手は前回敗れた早大。何としても勝ちたい大事な試合にエース平林(営3)が先発した。
立大打線は序盤から相手先発・尾林の立ち上がりを攻略する。2回、二死から主将・大野木(済3)が四球で出塁し、盗塁を決めて二死二塁の場面を作る。迎えるは春季ベストナインに選出されるも秋季ではまだ安打が出てない朝比奈(済3)。ここは意地を見せて左前打を放つ。この安打で大野木が生還し、先制に成功する。続く3回にも安藤(現2)、平林の適時打で2点を加えて3点リードとした。
先発は3試合連続で自責点ゼロを継続中のエース平林だったが、3回に四球と暴投でピンチを招くと早大の一番打者・飯田に左前打を浴び、4試合連続自責点ゼロとはいかなかった。5回にも失策絡みで失点し、今日の平林は6回2失点(自責点1)でマウンドを降りた。
7回から登板したのは9月の明大戦以来約1ヶ月の登板となった成井(コ1)。7回に四球を与えたが、それ以降は四球どころか安打も許さぬパーフェクトピッチングと、ブランクを感じさせない素晴らしい投球を見せた。結果3回無失点被安打ゼロというルーキーとは思えない活躍。試合を見事に締めくくり、平林に4勝目の勝ち星をプレゼントした。今現在チームとしての成績は4勝4敗。チームが勝利した際は必ず平林が勝ち星を手にしている状況だ。
勝利こそ果たした立大だが、目標である東日本大会出場に黄色信号が点灯している状況。東日本大会は上位2チームのみが出場することができる。現在4位で、残り2試合しかない立大にとっては本当に後がない状況だ。2戦のうち、一度でも敗れたら、その時点で2位以上の座は断たれてしまう。しかし、2戦とも勝利した場合でも法大、明大、慶大の勝敗によっては3、4位止まりの可能性もある。
次戦の相手は東大。前回勝利した相手だ。厳しい状況ではあるが、まだ東日本大会出場の可能性を完全にったわけではない。選手たちは諦めずに残り2戦に望みをかけて戦い抜く。(10月10日・渡邊大樹)

関連記事一覧