【野球部】2025秋季リーグ戦直前インタビュー 4年生野手編 桑垣秀野選手・山形球道選手・西川侑志選手

4年生野手3名

今春は粘りを見せながら3位という成績に終わった立大。夏キャンプは秋リーグでの優勝に向けて、チーム一丸となってコンディションを整えてきた。4年生にとっては学生最後の神宮の舞台。少しでも長くこのメンバーで過ごすべく、勢いそのまま優勝を飾りたい。

 

今回は今春活躍を見せた選手たちに対面でインタビューを行った。学年ごとに、優勝への思いや夏の暑さ対策に至るまで、選手の様々な面に迫っていく。

西川侑志(コ4=神戸国際大附)

西川 侑志(にしかわ ゆうじ)・・・2003年6月13日生まれ、今一番いきたい場所・オーストラリア

ー春季リーグを振り返って

全チームから勝利を収めるも、結果は3位。久しぶりの上位クラスだったのですが、優勝を目指している以上3位に終わってしまったのは悔しい気持ちでいっぱいです。

 

ー印象に残っている試合

丸山がサヨナラホームランを打ったときの試合。早稲田戦かな。

 

ー今年のチームはどんなチームか

バッティングがいいチームだと思うので、守備力をいかに向上させていくかというところで、夏キャンプでも向上に向けて頑張ってきたので秋のリーグではしっかり守れるところを見せられたらなと思います。

 

ー投手陣はどうか

小畠を中心に投手陣も斎藤蓉や森本であったり左ピッチャーの中々リーグ戦を投げてこなかった選手がこの春リーグ戦デビューしてなかなかいい結果を残してくれたので、小畠一心に加えて下級生が一生懸命頑張ってくれるんじゃないかなと。加えて4年の大越、吉野、小畠、竹中が軸としてしっかり投げてくれるんじゃないかなと思います。

 

ー春季リーグのチームの雰囲気は

勝てる試合も多かったので雰囲気良く、最後まで優勝の可能性を残していて優勝目指して頑張ろうという感じです。1試合、1試合大切に戦っていこうっていう気持ちで臨んでいました。

 

ー夏のキャンプで力を入れたことは

守備力です。自分は外野からコンバートしたので春2エラーという悔しい結果だったのでそこは向上しないとだめだなというところで力を入れました。

 

ーコンバートしたときの難しかった点は

打球が全然違かったので、打球の速さに難しさはあったのですが、丸山とか小林とか上手い選手がたくさんいるのでアドバイスをもらいながら頑張りました。

 

ーオールスターの感想

自身としては二度目のオールスターだったのですが、普段は対戦相手の選手と一緒にプレーできたのは自分の強さにもなりました。この秋戦う仲間と今チームがどんな状況か話しながら、またライバルになると思って頑張ろうっていう思いになりました。

 

ー暑さ対策は

チームとしては補食であったり、水分補給を入れり、グラウンドで100パーセントの力で戦えるように準備しようってことでやっています。

 

ー秋リーグで対戦したい相手

明治の久野(4年=報徳学園)。怪我で中々投げてこなくて、高校時代に対戦したことがあるので久しぶりにラスト対戦したいなと思います。

 

ー期待の後輩は

1年生の長島(ス1=東農大三)ですね。この春のリーグ戦でもヒットを放っていて、名前も長島で立教といえば長嶋さんなので。今季、夏のキャンプもオープン戦もバッティングの調子も良くて、だいぶフィジカルが強くなってきて守れるようになってきたので期待できるのではないかなと思います。

 

ー同期で期待している選手は

やっぱりエース(小畠一心)。2年生のときから投手の主軸として一生懸命投げてくれたので最後までどんな展開になっても抑えてくれるのではないかなと思います。

 

ーキャプテンとして大変だったことは

大変なことは特になかったです。なかったなりにチームがうまくいかない時もうまくいっているときもどうしたら強いチーム、勝てるチームになるか考えながらやるっていうところは常にやってきたところです。副キャプテンの鈴木唯、吉野がしっかりサポートしてくれたっていう点があんまり苦労しなかったところにつながってくるのではないかなと思います。

 

ー秋リーグの個人目標

個人としてはサンホーマー以上、打率3割、集大成としてキャリアハイの成績を残せたらいいなと思います。

 

ー秋季リーグのチームの目標

優勝で!頑張ります。

(取材・谷姫菜香/編集・早川愛乃)

山形球道(コ4=興南)選手

山形 球道(やまがた きゅうどう)・・・2003年1019日生まれ、宝物・部屋にあるサボテン

─春のリーグ戦を振り返って

個人的には、やっぱ自信がついたシーズンでもありました。秋またやってやろうって思えるシーズンになりました。

 

─チームとしては春のリーグ戦はどうだったか

チームの勝ち方だったり、負けた試合もなんですけど、試合内容が良くて。結果は3位っていう形だったんですけど、秋に繋がる春のリーグ戦だったなっていうふうには思いました。

 

─特に印象に残っている試合

早稲田との3戦目。取って取られてっていう試合展開で。いつもの立教だったら、そのまま負けてたなっていう試合だったんですけどそこで勝ち切れたっていうのはやっぱり1つ自分たちが成長したなあっていう思える試合でしたね。

 

─春のリーグ戦でのチームの雰囲気は

自分が4年間いる中でもチームの雰囲気が一番いいですし、木村監督も選手主体でやってくれるので、そういった部分は、本当にチーム力が上がるような環境にはあると思います。

 

─実際にチーム力は上がっていっているか

春よりも、夏キャンプ終わって、チーム力は全体的に上がっているなという風に思います。

 

─新チームの雰囲気、強みは

今年のチームは打って勝つチームだと思うので、負けてても、それをひっくり返せるだけの打線はあるので、そこであきらめないのが、今のチームかなって思います。

 

─期待の後輩は

後輩なら斎藤蓉。バンバン投げてもらわなきゃ勝てないので期待してます。

 

─キャンプで取り組んだこと、成果

取り組んだものとして、基本的に実践が多かったので。ゲームの中で、どう試合を展開していくかとか。点を取られた時に、どう巻き返してくかっていう風のを。全体で小技を使ったり、そういうのを考えてきてやってきたので、 夏のキャンプは基礎力を上げるっていうよりかはチーム力を上げて、試合に慣れるっていうキャンプだった。

 

─秋リーグでの目標

個人としてはもう1回首位打者。チームとしては完全優勝。春やって、もうどこにも劣ってないなっていうのが、自分たちは自信あるので、そこ全部勝って、完全優勝で終わりたいなって思ってます。

 

─秋リーグで対戦したい選手

伊藤樹ですね。侍ジャパンで仲良くなったのもありますし、自分は六大学で一番いいピッチャーだと思っているので、ピッチャーと対戦して、打つことに価値があるかなっていう風には自分思うんで。伊藤樹一番勝負したいですね。

 

─水戸でのオールスターはどうだったか

自分の伊藤樹のときには、本気で打ちに行ったのですが、本気で三振したんで。(笑)

 

─侍ジャパンはどうだったか

まあ、彼(有馬伽久=立命館大)も侍ジャパンだったのですが、チームの雰囲気はめちゃくちゃ良かったなっていう風に思います。みんな明るくやっていたので、やりやすい環境だなと思います。

 

─ラストシーズンにかける思い

まだ自分1回も優勝してないので、100周年という締めの年で優勝して名を刻みたいですね。

 

─俺のここを見てほしい

今もういろんなチームからも1本足(打法)って言われているので、セットの時に何秒立っていられるかというのを見てほしいですね。

 (取材・小野里大輔/編集・早川愛乃)

桑垣秀野(コ4=中京大中京)

桑垣 秀野(くわがき しゅうや)・・・2003年7月6日生まれ、宝物・グローブとバット

ーリーグ戦を振り返って

リーグ戦が始まる前までは良かったのですが、リーグ戦入ってからいまいち自分のプレーができず、チームに迷惑をかけてしまったなと思います。バッティングの面でもうひとつでした。2番で出させてもらったのですが、やっぱチャンスで凡退したりが多かったので一番心残りです。

 

ーリーグ戦期間意識したこと

結構意識して取り組んだのですがいまいちつかめず。そのまま終わってしまった感じですね。

 

ー印象に残っている試合

早稲田戦の第2戦目、ワンアウト満塁の場面でダブルプレーに倒れてしまったことが僕の中では春のリーグ戦で一番悔しいというか印象に残っています。

 

ーリーグ戦期間のチームの雰囲気

自分以外みんな打っていたので、俺もチームのために頑張らないと行けないなと思っていた。ですが全然自分だけ良くなくて、ピッチャーもピッチャーなりに頑張ってくれていたので、自分も頑張ろうと思ったのですが無理でした。全体では山形球道を中心としたいい打線ではあったかなとは思います。

 

ー新チームの雰囲気、強み

最近ピッチャーの小畠中心に打つチームに変わってきていて。打撃陣は山形球道を中心としたチームになってきていて、雰囲気自体もよくて、その一戦一戦しっかりと戦う準備はできています。それに勝ちに対するこだわりがここ最近で1番強いのかなと自分は思います。

 

ー期待の後輩

外野手1人、濱本(コ1=広陵)。バッティングがいいですし、自分とポジションも一緒なのでライバルっていう面もあります。それに他の外野も結構打ったり守れるので、いいライバル関係ができているのかなと思います。学年関係なく活躍した方が試合出るので、いい雰囲気だと思います。

 

ーキャンプで取り組んだこと、成果など

バッティングを良くしたいなと思っていて、ずっと良かったのですが、体の疲れとか色々あってフォームを崩してしまった。意識しないようにしていた。意識していたら多分ツボにはまっちゃうので。今は考えすぎちゃってメンタル面で切れてしまうので、考えすぎずシンプルにやっている。

守備はセンターやレフトなど、出されたところでちゃんと役割を全うすることを意識している。走塁だったら次の塁狙う意識、ベースターン、そういうところも意識しつつ色んなところをやっています。

 

ー東北での思い出

野球教室です。今回初めて大船渡の人たち、中学生が来てくれて、いろんな話をしたりとかそういうところが1番印象に残っています。

こっちに比べたら、向こうは涼しかったです。

ー秋リーグで対戦したい選手

六大学の全員のエースです。

春は全然良くなかったので、全大学のエースから打ちたいと思っています¥。

 

ー秋リーグの目標 (個人)

数字はないです。出された時にちゃんと活躍できるような準備をして、チームのためにまずは自分ができること、やれることをやれたらいいかなと思います。

 

ーラストシーズンにかける思い

優勝したいっていう気持ちが1番強い。チームだったら優勝です。

個人だったらチームのために結果が残せるラストイヤーにしたいかなと。

 

ーおれのここを見てほしい

絞ったカラダ。今絞って8キロ減らしました。春で95あって、今87です。キレが出ていい感じです。

 

ー暑さ対策

してないなー。真っ黒だし、日焼け止め塗らないですし。あ、お風呂お風呂。ちょっとぬるいお風呂ぐらいかな、やっているの。それくらいです。

(取材・熊木颯一郎/編集・早川愛乃)

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