【野球部】優勝へ向け勝利を手に!絶対王者を下すことができるか

♦2025年度東京六大学野球春季リーグ戦♦

5月3日 対早大 明治神宮球場
打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[7] 山形(コ4=興南)
[8] 桑垣(コ3=中京大中京)
[6] 小林隼(コ2=広陵)
[3] 西川(社4=神戸国際大)
斎藤(コ3=仙台育英)
竹中(コ4=大阪桐蔭)
野村(法4=立教池袋)
吉野(コ4=仙台育英)
H 住井(社2=立教新座)
[4] 村本(文2=大阪桐蔭)
[9] 鈴木唯(コ4=東邦)
[5] 丸山(コ3=大阪桐蔭)
R5 青峰(ス3=高松)
[2] 落合(ス3=東邦)
[1] 小畠(営4=智辯学園)
河野(コ2=広島新庄)

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
小畠(営4=智辯学園) 101
斎藤(コ3=仙台育英) 0 2/3 14
竹中(コ4=大阪桐蔭) 1 1/3 25
吉野(コ4=仙台育英) 11

法大戦では今季初となる勝ち点を手にした立大。勢いにのり、春秋連覇の早大から勝ち点を獲得することはできるか。

1点ビハインドで迎えた5回、無死三塁の場面で丸山(コ3=大阪桐蔭)が適時打を放ち、一点差に。その後点差がひらくも8回には丸山の本日2本目となる適時打で3点を返し同点に追いつく。最後は一死満塁の好機で村本(文2=大阪桐蔭)が適時打を放ち劇的サヨナラ勝ちを収めた。

適時打を放った丸山

先発のマウンドを任されたのは小畠(営4=智辯学園)。立大のエースが昨年度王者との一戦に挑んだ。初回では、なかなか制球が定まらない中、打たせてとる投球で0に抑える。しかし2回四球などで無死満塁のピンチを迎えると、右犠飛をあび先制点を与えてしまう。続く5回には二死二塁から尾瀬(4年=帝京)の適時打で失点。さらに6回、味方の失策で点差が開く。7回のマウンドに上がったのは斎藤(コ3=仙台育英)。ヒットを許すとワイルドピッチや四球などで2死二三塁のピンチを迎える。援護するためマウンドに上がったのは竹中(コ4=大阪桐蔭)。四番・寺尾(3年=佐久長聖)に対し放った球がワイルドピッチとなり、失点してしまう。9回のマウンドには守護神・吉野(コ4=仙台育英)があがる。攻撃に流れを引き寄せるため失点は許されないこの場面。しっかりと3人で抑え野手陣に託す。

ホームインした鈴木唯(コ4=東邦)

安打を放つも点に結びつかず0が続いた。しかし5回裏、鈴木唯が二塁打を放ち出塁すると丸山が中前適時打を放ち一点を返す。味方の失策などもあり流れが悪い中、迎えた8回。四球で好機を作り二死満塁とする。打席に立ったのは適時打を放った丸山。越井(3年=木更津総合)のボークで一点を返すと変わったピッチャー田和(4年=早稲田実業)から適時打を放ち3点を追いついた。何とかして勝ちきりたい立大は9回山形(コ4=興南)が失策で出塁すると、続く桑垣(コ4=中京大中京)が死球で出塁し無死一二塁とチャンスを広げる。ワイルドピッチで無死二三塁とすると小林隼(コ2=広陵)は敬遠。代打の住井(社2=立教新座)はいい打球を放つも前進守備をしていた外野陣の前に倒れる。しかし立大の打線はまだまだ終わらない。一死満塁とチャンスが続く中、打席に立ったのは村本。追い込まれながらも食らいつきはじき返した打球はセンターへ。仲間でつないだチャンスをものにし、劇的サヨナラ勝ちを収めた。

サヨナラ勝ちを収め喜ぶ選手たち

王者・早大に対し「飛躍」した姿を見せた立大。スタンド、ベンチが一体となり勝利を手にした。明日の試合でも力を発揮し、優勝へ向け勢いに乗ることができるか。

(5月3日・谷姫菜香)

♦#5村本選手インタビュー♦

―サヨナラ打を放って

意地でも打ってやると思っていたのでその気持ちが実ってよかった。

―次戦に向けて

いいムードのまましっかりと勝ちきりたい。

≪早大戦の展望はこちらから≫

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