【スケート部フィギュア部門】自身初の全日本フィギュアスケート選手権!堂々たる演技でFS出場権獲得

◆第92回全日本フィギュアスケート選手権大会◆

12月22日 長野市若里多目的スポーツアリーナ ビッグハット

国内最高峰の大舞台で期待のエースが躍進を遂げた。今年度グランプリファイナル王者である坂本花織(シスメックス)なども出場する全日本選手権。ハイレベルな争いを前に、立大からは石田(ス1)が出場した。11月に行われた東日本選手権を3位で通過し、石田にとって初参戦となった今大会。多くの選手がノーミスの演技を披露するなか、重圧をはねのけ安定した滑りを見せる。SPを全体の21位で通過し、見事24日のFS出場権を獲得した。

直前練習を前に客席へ挨拶をする様子

前日に行われた抽選会の結果により、第2グループ4番滑走となった石田。直前の6分間練習から調子の良さが伺えた。連続ジャンプやダブルアクセルを着々と決め、落ち着いた様子で練習を終える。

プログラム開始を前にポーズをとる様子

石田が今シーズンのSPに選んだ曲は『The Rose』。美しくもトゲのあるバラのように繊細ながらも勇敢で力強い様子を表現する。

着氷する様子

演技冒頭、3回転フリップからの2回転トール―プの連続ジャンプを安定して決める。のびのびとしたスケーティングが光った。その後の3回転ルッツはエッジエラーを取られ惜しくも減点となるも、スピードのある力強い演技で観客を引き込んでいく。

ステップシークエンスをする様子

演技が終盤に差し掛かっても勢いは止まらない。基礎点が1.1倍となる最後のダブルアクセルも危なげなく着氷。ステップシークエンスでは曲調を捉えた深いエッジワークで魅了した。

伸びやかなスケーティングを披露する様子

演技終了後、たくさんの温かい拍手が会場を包み込む。スタンディングオベーションが起こり、石田は丁寧に挨拶をして声援にこたえた。

演技終了後お辞儀をする様子

SPのスコアは54.12。東日本選手権でのSP結果を5点ほど上回る好スコアをマークした。全体の21位につけ、石田は24日に行われるFSへの出場を決める。赤色の鮮やかな衣装とは一転、FSでは白を基調とした妖艶な衣装に身を包み、『I belong to me』を披露する。彼女の美しい演技に24日も注目だ。

(12月23日・髙橋凜)

キスアンドクライにて笑顔で得点を待つ様子

 

☆コメント☆

石田真綾選手 ※囲み取材より

―今日の演技を振り返って

初めての全日本だったのでこの雰囲気を十分に感じて目一杯自分の出せることを出せたらいいなと思って臨みました。まずは十分に実力が出せたことと大きなミスなくこの大舞台で演技をまとめられたのはすごく良かったと感じています。以前から見ていてすごいなと思っていたのですがいざ自分がこの全日本に出場するとなると数日前の練習からすごく緊張していました。6分間練習の前はお客さんの温かい雰囲気で泣きそうになりました。改めて全日本選手権はすごい舞台だなと肌で感じた機会でした。

―全日本の目標は

初めての出場だったのでこの雰囲気を十分に感じて自分の滑りを好きだと言ってくださるお客さんが増えたらいいなという思いで滑りました。

―プログラムに込めた思いは

バラがテーマの曲なのですが、バラはただ美しいという見た目ではなくトゲがあったりして美しいだけではない強さの部分も含まれていて、それをプログラムで表現できるようにしました。私の滑りがこの曲にあっていると振付士さんが言ってくださったので自分の強さを出せるように目一杯思い切り滑りました。

―自分のスケートの武器は

今シーズンは最終グループで滑走したりなど、強い選手と一緒に滑る厳しい環境に置かれることが多かったのですがその中でも自分のやれることはきっちりできたというのは自分の強さだと思います。

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