【ハンドボール部】大接戦の勝負に敗れ、無念の今季初黒星

◆2023年度 関東学生秋季リーグ戦◆

9月23日 関東学院大学横浜・金沢文庫キャンパス

秋季リーグも終盤に差し掛かり激しさを増している。第7戦では強豪・青学大と対戦した。シュートミスが重なり、なかなかペースをつかめず終始リードされる展開となる。残り30秒で同点に持ち込むが、1点差の接戦を落とし、今季初の黒星を喫した。

7mスローを投げる江幡(観4)

開始30秒、先制点を挙げたのは青学大。しかしそのまま勢いに乗らせることなく、すぐさま立大が3連続得点を挙げた。その後は互いに譲らないシーソーゲーム。積極的に攻撃を行うが、シュートミスが重なりなかなかペースをつかめない。江幡が4連続得点を挙げ、守護神・中原のスーパーセーブも光るが厳しい時間が続く。1点ビハインドで前半を折り返した。

続く後半、空気を切り替えたい立大はコート外からも声を出して互いに鼓舞する。松川や平田(コ3)のカットインシュートで攻めるが、相手の速攻に対応できない。後半11分、じわじわと広がる点差に焦り、立大はたまらずタイムアウトを切った。その後、すぐさま丸山(営2)が得点を決めて立大ベンチは歓喜に包まれる。しかし青学大の猛攻に押され、遅れをとる展開に。後半29分30秒、平田のポストシュートで同点に追いつき、歓声が沸き上がった。この勢いのまま追い越したい立大。だがここで青学大がタイムアウトを取り、強制的に流れを断ち切られる。残り30秒、1つのミスも許されない場面。会場内に緊張感が走る。チーム全員で必死のディフェンスを見せるが、青学大のロングシュートが決まり試合終了。30―31の1点差で惜敗した。

チームを鼓舞する松川(コ3)

今季初の敗戦を喫した立大。「みんなが大事なシュートを外しすぎていた」と中川監督は振り返る。得点を決められたはずの場面も多く、悔しさが残る試合となった。入れ替え戦にでるためにはもう1つの敗北も許されない。次戦の明星大も2部上位の強豪校。厳しい試合になることが予想されるが、チーム一丸となって勝利をつかみ取ってほしい。

(9月26日・花井遥)

◆コメント◆中川監督

ー試合を振り返って
青学大とは総得点も順位も1つしか違わなくて、大変な試合になるとは思っていた。
でもこの試合はみんなが大事なシュートを外しすぎていた。10本くらいはあったんじゃないかな。あそこで半分でも決めてくれていたら前半である程度差がついていたと思う。
シュート以外は悪いところがない。速攻もディフェンスも出来ている。戻りも出来ているし、セットオフェンスも出来ている。フィニッシュだけが課題なんですよね。
前半でのシュートミスを後半も引きずってしまって、後半も巻き返せずに、一時4点差つけられた時はこれこのまま行ってしまうのかなって思ったんだけど、最後はよく同点に追いついたので、そこは褒めてあげたい。でもそこまで決められるところを何度も外してしまっている。そこが課題です。

ー次戦の明星大に向けて
もしかしたら青学大より強いと思っていて、サウスポーの人を逃しちゃうと結構厄介なのでそこを止めるようにしなければならない。今日よりも気合いを入れていかないといけない試合かなと思ってるので、頑張ります。

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