【男子ラクロス部】強力ディフェンス撃破!安藤のシュートで勢いづいた立大が快調4連勝

◆六大学戦◆

4月18日 対法大

主力を欠いていたとは思えない快勝ぶりを見せた東大戦から1週間。後半戦となる4戦目の相手は、世代最強のゴーリーが立ちはだかる法大だった。

第1Qは法大に押される展開に。開始2分、法大に先制点を奪われてしまう。その後、立大は何度もパスをつなぎゴールを狙うが、法大のディフェンスに阻まれ得点することはできず。安藤(文3)は試合後、「他大に比べて守り方が少し違く、自分たちも慣れてない攻撃ですごく最初はてこずった」と語った。

相手のディフェンスを抜く安藤

0-1から始まった第2Q。果敢に攻めた立大は、「ちゃんと狙ってシュートしよう、力まずにシュートしてこう」と意気込んだ安藤のシュートで1点を返し、同点に追いつく。そして、この1点から試合の流れが完全に立大へ。土田(現4)からのパスを受け、小岩(観3)が逆転となる2点目を決めた。しかしこれだけでは終わらず、タイムアウト明け残り3分、大門(社2)が正面からシュートを決め2点差に。第1Qとは打って変わって、終始攻勢を保った立大が3-1と優勢になる形で第3Qにつないだ。

グラボを獲りに行く大門

迎えた第3Q。開始3分に法大の反撃にあうも、ゴーリー・松葉(営4)のナイスセーブが飛び出し、主導権は渡さない。2分後、屈強なディフェンスを押しのけ土田が4点目となるシュートを決める。その後も勢いは止まらず、続いて吉田(済3)が右から鮮やかなシュートを放ち、この試合最大の4点差に。そして残り2分、再び松葉が難しいシュートを阻止するナイスプレー。立大の攻守が光る第3Qとなった。

最終第4Qは、グラウンド全体で入り乱れる激しい展開に。残り6分、法大に追加点を与えてしまうもそれ以上の失点は許さず、3点差を守り切った立大は勝利を収めた。

法大の強力ゴーリーを攻略し、見事に決めた負けなし4連勝。次の相手・慶大は、最終戦にして最大の強敵だ。しかし、ここまで4戦4勝と完璧な結果を残している新生SAINTSは、昨年までとは一味も二味も違う。チャレンジャー精神を忘れずに、「CHAOS」ラクロスで史上初の全勝をつかみ取りに行く。

(4月22日・冨田夏希)

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