【野球部】強いぞ！RIKKIO！　頼れる男・山田の逆転サヨナラ本塁打！　最大４点差をひっくり返し、劇的勝利！

◆令和３年度・第48回 社会人野球・東京六大学野球対抗戦◆

４月４日　対三菱重工East　明治神宮野球場

打者成績

投手成績

頼れる男の一振りで試合を決めた！先発の野口が３回にいきなり４得点を奪われる苦しい展開に。しかし、その後は５人の救援リレーで試合を作る。反撃したい打線は、宮﨑や吉岡の適時打などで小刻みに得点を重ねた。５回には相手の失策が重なり同点に追いつく。８回には再び勝ち越しを許すも、９回裏二死から山田が逆転サヨナラ２点本塁打を放った。最大４点差をひっくり返し、社会人相手に劇的勝利を収めた。

タテジマの新リードオフマンが鮮やかな逆転劇を引き起こした。１番打者を任せられた道原は、２安打を含む３出塁。塁に出たら持ち前の俊足を生かし、積極的に盗塁を試みる。６回には、５度の牽制球をもらいながらも、２球目で盗塁を成功させ好機を演出。守備時は縦横無尽に駆け回り、中堅前に落ちそうな打球をダイビングキャッチ。攻守にわたる奮闘を見せ、大逆転を呼び込んだ。彼の俊足と大胆さには目を見張るばかりだ。山田・東の主軸の前にいかに出塁できるか。2021年は切り込み隊長・道原の活躍が求められる。

盗塁を決める道原

やはり、試合を決める一打を放つのはこの男だ。本日、得点圏で山田は２度倒れていたが、３度目はしっかり仕留めた。１点を追う９回裏二死２塁のチャンスで打席が回ってきた。３ボール１ストライクで迎えた５球目。ストライクを取りに来た113㌔のカーブを見逃さなかった。快音が鳴ると同時にベンチの選手たちも総立ち。引っ張った打球はぐんぐん伸び、レフトスタンドへ飛び込んだ。ベンチが大盛り上がりしている中、笑顔の山田は落ち着いてホームイン。逆転サヨナラ本塁打を放ち、乱打戦に終止符を打った。

サヨナラ本塁打を放つ山田

自慢の強打で打ち合いを制したタテジマ軍団。二死からでも連打で得点を奪い、つなぐ野球を見せてくれた。あとは投手陣だ。絶対的エースがいないなか、投手陣全員の総力戦で勝利を掴み取る。投打がかみ合ったとき、RIKKIOの８季ぶりの戴冠が見えてくる。

（４月４日・川崎翔海）