生還した走者を迎えるベンチ

【軟式野球部】7回途中までノーノー!佐々木完投で1ヶ月ぶりの勝利

◆令和2年度秋季リーグ戦◆

9月30日 対早大 上柚木公園野球場


勝3敗と東日本選手権出場、リーグ優勝に向けて後が無い立大。大学から対外試合の許可が下りず、リーグ戦参加が遅れていた早大と対戦した。序盤に主将・八方(法3)の犠飛と金子(理3)の適時三塁打で3点を先取。投げては先発の佐々木(済3)が7回途中まで無安打投球を繰り広げた。終盤1点差に詰め寄られるも、初回の3点を守り切り、およそ1か月ぶりの勝利をつかんだ。

完投勝利を収めた佐々木

完投勝利を収めた佐々木

主将・八方が「打てるチーム」と称する立大打線は初回からたたみかける。篠田佳(済3)の安打をきっかけに一死満塁のチャンスを迎える。八方が犠飛を放って先制点を獲得。「フルスイングを練習から意識している」。続く金子が右翼手の頭を大きく超える打球を放ち、走者2人が生還。初回に3点を先制した。

走者一掃の適時打を放った金子

走者一掃の適時打を放った金子

生還した走者を迎えるベンチ

生還した走者を迎えるベンチ

守りでは佐々木が圧巻の投球を見せる。「いつもより腕が振れていた」(佐々木)。テンポの良い投球で6回まで被安打0、四死球1つと早大打線を圧倒する。「声をかけにくかったし、誰も話題に触れていなかった」(八方)。残る打者はあと9人。ノーヒットノーランが近づき、グラウンドには徐々に緊張が現れてきた。しかし、7回1死としたところで3番・髙橋(3年)に本塁打を浴び、快挙とはならなかった。「最初のヒットがホームランだったので逆に意識を切り替えられた」。その後、得点圏に走者を置いてピンチを迎えたが、後続を打ち取り追加点を許さない。最終回に失点し、1点差まで詰め寄られるも動揺することなく、最後の打者を打ち取り勝利をつかんだ。

1ヶ月ぶりの勝利に笑みがこぼれた

1ヶ月ぶりの勝利に笑みがこぼれた

(10月14日・渡邊大樹)

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