【サッカー部】 首位慶大との戦い、価値ある勝ち点1を得た

◆JR東日本カップ2019 第93回 関東大学サッカーリーグ戦【2部】◆

11月3日 対慶大 国士大町田キャンパスサッカー場


2部リーグ首位、慶大戦。残留争いをしている立大にとって負けることはできない。いつも以上の大きな声援に包まれ試合が始まった。

前半開始後すぐに、慶大が右サイドから得点を狙う。巧みなパス回しでゴール前に上がってくるも、立大はボールを奪い決定機は与えない。

立ち上がりは慶大に流れが来ていたが6分、立大にもチャンスが舞い込んでくる。奥谷(コ4=都立駒場)が左サイドに上がりセンターからパスを受けシュートを試みたが相手にはじかれた。しかし、ここで掴んだCKのチャンスに応援は熱を増した。CKのこぼれ球を穴吹(法2=三菱養和)が捉えシュートを放つもゴールならず。その後相手がファウルし、ペナルティアーク付近からのFKを得る。吉田(コ4=JFAアカデミー福島)が蹴るも相手にセーブされゴールネットは揺らせなかった。その後も両者譲らず、前半0-0で折り返した。

ゴールを狙いFKに挑む吉田


後半は立大ボールからのスタート。「絶対自分達の時間がくるから」。後半も相手の攻撃を幾度と受けるがしっかり耐えクリア。シュートを打たれるもGK栗山(観4=初芝橋本)がセーブ。慶大に対する戦術を変え、チーム全体で無失点を狙うとともに攻撃のチャンスを待った。そして後半終盤、立大に待望の機会が。後半32分、長谷川(営2=三菱養和)が相手のボールをカットし勢いのままドリブルで右サイドをあがる。また後半43分、堀(異1=ジェフユナイテッド千葉U-18)がフリーのところ右サイドを駆けあがり、ゴール前の穴吹にアシストするも惜しくもタイミングが合わず。そのまま試合終了のホイッスルがなり、両者無得点で慶大戦は終えた。

味方からのパスをヘディングで受ける奥谷


試合終了後、紫の応援団に向かって挨拶する選手達


今回、スコアレスドローだったが立大にとっては価値ある勝ち点1となった。リーグ戦も残り3試合。ベストゲームを更新していき、勝ち点を積み上げていってほしい。
(11月8日・河野なつみ)

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