【女子バスケットボール部】 目標達成に向け勝負の一戦!「立教のバスケ」をインカレで披露した!

♦第77回全日本バスケットボール選手権大会♦

12月12日 対筑波大 大田区総合体育館

立大71ー87 筑波大 (32-19,14-31,9-19,16-18)

 

ベスト8に到達し、創部史上初の快挙を成し遂げた。しかし掲げた目標はベスト4。関東1部5位である山梨学大を撃破し、破竹の勢いのまま同部3位である筑波大を打倒できるのか。

筑波大の注目選手は4年生である朝比奈あずさ。185cmという留学生も顔負けの身長を誇り、さらにロングシュートすらものにする傑物だ。また、2022年開催のアジア競技大会では日本代表に選出されたという経歴を持つ。他にもU19日本代表に選ばれた川井田、今年の日本女子学生大会にて選抜された上野などを擁し、タレント軍団である筑波大。前戦で関西1位である大阪人科大を押しのけ、立大を待つ。

 

審判のトスアップから試合が始まる。前田(ス3)と朝比奈のジャンプボールは、競るも筑波大が獲得。筑波大はスクリーンから立大ディフェンスのかく乱を狙うが、2枚目3枚目とカバーのディフェンスがそれぞれ進路をふさぎ、猛攻を防ぐ。池口(コ4)がリバウンドを制すると、前田を介し前線へボールを運んだ。最初に仕掛けたのは村上(コ4)、ドライブから相手をかいくぐり、さらにブロックを狙う上野に向かいコンタクト。見事ファウルを誘発し、得意のプレーが決まった。実は前試合・山梨学大戦ではフリースローで苦戦した村上だったが、今試合ではどうか。ベンチ含め緊張が走る。1投目、両手で放ったボールは美しく弧を描き、ネットを揺らした。盛り上がるベンチに、思わず村上もセレブレーション。続く2投目も確実に沈め、上々な立ち上がりを見せた。

ビックプレーが起こったのは、この直後。前から当たってくる激しい筑波大ディフェンスに、なかなか攻撃の機会が見出せない立大だったが、苦しい状況から田平(社4)が池口にパスする。24秒タイマーは残り2秒。3Pのブロックに狙いを絞った相手ディフェンスをなんと半身で避け、3Pを放った。高々とアーチを描いてボードへ当たり、そのままネットに吸い込まれる。まさかのプレーに立大ベンチも興奮が隠せない。さらに続けざまに田平が朝比奈の虚を衝き上から3Pを叩き込んだ。お返しとばかりに筑波大が3Pを沈めたが、オフェンスリバウンドから再度池口のスリー。立大の長距離砲が止まらない。しかし、やはり強豪である筑波大。スクリーンからミスマッチを作り出し、立大との均衡を保った。だが1Q残り5分、原に対する村上の合わせを皮切りに立大へ潮流が訪れる。田平、池口が連続で3Pをヒット。追い打ちをかけるように村上が押されながらもレイアップを決めきり、バスケットカウントを獲得する。確実に1本を沈め、筑波大を突き放した。出だしから3Pで筑波大の牙城を切り崩し、32-19で好スタートを切った立大。3Pシュートの確率は驚異の77.8%(7/9)で、1Qのみの数値のため試投数は少ないものの、圧倒的な数字だった。

築いたリードを広げていきたい立大、エンドラインからのスローイン時にセットプレーを組み立て、阿部(営1)がシュートを沈めるなど果敢にタレント軍団を攻め上げる。しかし1Qのプレーから立大への対策を練り上げた筑波大は、スクリーンが来たら即座にマークチェンジし、攻め入る隙を与えてくれなかった。さらにシュートも絶好調の筑波大、続々とネットを揺らし立大を猛追する。中盤、大柴(営1)の3Pもあったが、即座に朝比奈に3Pを返され筑波大を突き放すことができない。2Q残り4分、田平がコートに再び立った。誰よりもコート内で声を出し、チームを盛り立てる。そしてその直後、田平が下川(観1)の献身的なスクリーンからここでまた長距離砲を沈めた。相手フリースローから41-41と同点に並ばれていたが、逆転はさせまいと筑波大の腕を振り払う。だが1部3位の意地か、フリースローを確実に沈め、立大はとうとう逆転を許してしまった。試合を振り出しへ戻され、46-50で試合を切り返す。

勢いのついた筑波大を食い止め、巻き返しを図りたい3Q。初めに仕掛けたのは村上。外角のシュートを思い切って放つと、僅かにだが横にずれ、リングがボールを弾いた。しかし落下点には既に村上が。リバウンドすると池口を介し再度シュート。これも惜しく落ちたが、次のオフェンスで外からゴールを射抜いた。だが筑波大の高精度のシュートを前に、点差を詰めていくことができない。テンポの良いオフェンスで状況の打破を狙うが、リングが立大を嫌い得点が重ならなかった。それでも粘り強くリバウンドし、攻撃の機会を虎視眈々(こしたんたん)と狙ったが、55-69で3Qを終える。

14点差のなか、4Qが始まる。ひとまず立大は筑波大の得点を防ぐため、ゾーンディフェンスを展開。インサイドを締め、相手の運びを妨害し、ボール奪取を狙った。一度こちらがスティールすると、筑波大は即座にタイムアウトを取得。パス回しでディフェンスを動かし、さらにインサイドを経由することで立大に内側に意識を向けさせ、3Pを狙ってくる。鬼気迫る守備で筑波大を抑えたが、得点差を覆すことはできず、71-87で試合を終えた。

 

創部史上初のインカレベスト8を達成し、記録を塗り替えた立大女子バスケットボール部。目標のベスト4は達成できなかったものの、来年の1部でのリーグ戦に向けて弾みをつけた。4年生はここで大学バスケ人生の幕を閉じる。立大の歴史に花を添えて、一時代を築いた彼女達は新たな道へと歩みだす。次のステージに立つ姿を、そして代替わりし、岩見(現3)を主将としてさらなる栄光をつかみ取る立大に期待したい。

(12月18日・尾原蓮)

♦コメント♦#3 主将・田平選手

-試合を振り返って

今年度はベスト4という目標を掲げた中での、目標達成するために大切な試合だったのですけど、勝つことができなくて、素直に悔しいというのが一番で。ですけど、出だしの入りだったりというところで、上級生がすごくいい試合をしてくれて、シュートもすごく決まっていたし、いい流れを持ってってくれたので。素直に、すごく楽しかったし、立教のバスケットが前半はできたので、目標、立教のバスケをしようとずっと言っていたので、そこが達成できたという部分では嬉しいのですけど。

やはり後半のところでアジャストできないとか、シュートが決めきれないという所が、日頃の練習でのできないところが出てしまったなと、素直に思います。

 

 

-創部史上初のベスト8に輝いた感想

記録を塗り替えられたっていう面では誇らしいですけど、素直に。だけど、やっぱり目標はベスト4だったので。悔しいです。

 

-筑波大への印象

留学生がいない中での、とても大きな日本人選手がいたり、有名な選手が多いので、強いチームというのはわかっていたのですが、去年の一部のリーグで、一勝一敗で勝ったことがあったので、全然自分たちも戦えるチームだなという印象はあります。

ですけど、やはり自分達との違い、大きな違いを見せつけられたなと思うので、下級生はもっと練習から、今年度できなかったことを変えていかないと、筑波だったり他の強豪の一部には勝てないと思うので、そこを変えていって頑張ってほしいです。

 

-この4年間、立教大学でバスケットやってきて一番の思い出は

良い思い出は大学2年生の時に入れ替え戦で山梨学大さんに勝って、創部史上初の一部昇格というのができて、すごく嬉しかったですし、新人インカレでベスト8ということができて、すごく歴史を塗り替えられた面では良かったのですけど、悪い思い出では、三年生の時にリーグ戦で早稲田戦、個人的なものなのですが、早稲田戦の時にユニフォームの番号を間違えて出場できなかったっていう、あの黒歴史的なものがあったので、それは悪い思い出です。笑

 

-田平選手にとって立大はどんなチームか

こんなに楽しくバスケットをやっているチームは他にないと思うので、すごく良いチームだと思うし、まだまだこれから上がる一方、というチームだと思いますし、大好きなチームなので、もっと上を目指して頑張ってほしいです。

◆コメント◆ #24 池口選手

-今日の試合の感想

昨日の試合で自分たちの立教での史上初のベスト8に入ることができてすごく嬉しかったのですけど、自分たちが今年掲げていたのはベスト4だったので、昨日の勢いのまま勝とうという話をしていて、去年のリーグで1回勝ったことがある筑波さんだったので、そこの対策をしながら自分たちのバスケしようとなって。

序盤から相手の攻めを止めないといけないと思っていたのですけど、逆に自分たちのオフェンスがうまくいって、そこはすごく良かったのですけど、やはり相手が1部で上位のチームだったので、2ピリからすぐ対策されて、プレッシャーかけられて、そこで自分たちのプレーができなくなってしまって。

そこからだんだん点差が開いていってしまって、自分たちのプレーを40分できずに終わってしまったので、少し悔しかったのですけど、今大会を通して立教らしいバスケができたかな、と感じています。

 

-具体的な対策とは

やはりこう、筑波さんの11番のところと14番のところのスリーポイントがとても入るので、そこに打たせてはいけないというのと、あとは外れたボールをしっかりリバウンド取りきること。そこを止めると勝ち目があるので、そこをしっかりしようということをコーチから言われていたので。そういうところでした。

 

-筑波大学の印象

今年のリーグ、1部の上位で戦ってきたチームで、去年のリーグでは1回勝つことができたのですけど、その試合が筑波さんの全力だったかというと別にそうではなくて、もちろん自分たちは良かったのですけど、筑波さんがあまりいいプレーじゃなかったというのもあって勝てたのですけど、やはりどの選手も日本代表レベルで高いレベルの選手なので、そこの差で最後のシュート決めきるというところで差があるかなと思います。

 

-史上初のベスト8になった感想

すごく嬉しくて、率直に。相手の山梨学大さんは自分たちが2年生の時の初めて1部に上がった時の相手で、そこで勝って、次の年で逆に入れ替え戦で負けてしまって、降格してしまったというすごく思い出のある相手だったので、そこでもう1回勝ちたいねと話をしていたのでとても嬉しいです。

 

-4年間の思い出

立大を選んで、やはり立大は他の大学に比べてすごく頭を使うバスケをしていて、そこがやはり他のチームとの違いで、自分たちはそれほど身長も大きくないですし、留学生もいないですけど、頭を使ったバスケの差で勝つことができてきたので、頭を使ってすごく考えることもいっぱいあったのですけど、4年間を通して楽しかったです。頭が良くなったかなと思います。

 

-チームとしての来年の意気込みや目標

今年の1年生、2年生の新人インカレで準優勝まで行って、やはり個人個人の能力がとても高い子たちが集まってきてくれているので、1部に上がったので、1部での戦いがすごく楽しみなのですけど、やはり経験をしっかりと積まないと1部では戦えないと思うので、そこを来年の初めからずっと経験を積んでもらって、1部でも通用するようなチームになってほしいなと思います。

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