【ラグビー部】 最終章へ 立大ラグビー、負けられない戦いが続く
♦2025年度関東大学対抗戦 Aグループ♦
11月22日 対筑波大 秩父宮ラグビー場

日本ラグビーの聖地とされる秩父宮ラグビー場で迎えた第6戦。前回の青学大戦で惜しくもわずかな差で敗れた立大は強豪たちが揃う筑波大との一戦に挑んだ。前半中盤に相手に先制トライを許すも、佐藤(文4)のペナルティゴールにより得点を挙げる。相手の流れを止めようとするが、筑波大の攻めのラグビーを攻略することはできなかった。
立教のキックオフで始まったこの一戦。試合開始1分、立教のノットストレートとなるが相手がスクラムを崩したことで立大ボールとなる。相手のペナルティにより、一気に立教の先制トライへ好機が高まった。中山(法2)からのパスを受けた日野(済4)が相手の隙を突き、トライラインに向かって前進するが相手の鉄壁ディフェンスに阻まれ突破できない。さらに向井(ス1)、鈴木(営1)、大畑(観3)へとパスがつながりトライ目前までボールを進めた。しかし、またも相手のタックルに止められる。先制トライをなかなか許してもらえない。立教のペナルティによって相手に流れが移ってしまう。しかし、一人飛び出した相手選手を大畑が止めたことで相手の攻撃に動揺が走った。その後も立教の守備が輝くが、前半10分相手に先制トライを許してしまう。ディフェンスをかわされ、2つ目のトライを決められ迎えた前半35分。オフサイドによりペナルティーキックを獲得する。佐藤が正確なキックでゴールを決め、3点を追加。だがさらに2つのトライを許し、前半を3―28で終えた。
後半は筑波大のキックオフで試合再開。なんとか意地を見せたい立大。しかし後半開始2分、スクラムからの攻撃で得点を狙うが、味方へのパスが相手にインターセプトされトライを決められる。8分には相手にパス回しでうまく攻め込まれ、自陣5メートルラインでスクラムを組むも、相手のバックスにトライを許す。その後11分にもトライを奪われ、3―47とされる。立大はあきらめず、村上(営2)から中山へのパスなどで攻め込むが、相手ディフェンスをなかなか攻略できない。17分にスクラムの態勢からトライを決められ、点差を広げられる。さらに後半20分、ラインアウトから相手がボールをキープし、立大のトライラインへボールを蹴られるが、大畑がなんとかボールをキープし失点を逃れた。24分にはラインアウトから、再び自陣5メートルライン寸前まで迫られたが、石原(ス3)らがなんとか抑え込んで守り切り、失点を許さなかった。しかしその後28分、33分にトライを決められ突き放された。点を重ねたい立大だったが、そのまま得点を奪うことができず、3―64でノーサイドの笛が鳴り響いた。
悔しい結果となった立大。次戦は日体大との戦いで、対抗戦Aグループでの最終戦でもある。入れ替え戦の対戦校が決まる重要な試合。この絶対に負けられない一戦を制することが出来るのか。最後に意地を見せてほしい。
サイト不具合のため写真は掲載しておりません。ご理解くださいますようお願いいたします。
(12月8日・稲毛もあな、榎本晃)


