【サッカー部】プレーオフ進出を決定づける貴重な勝利!

◆JR東日本カップ 第99回関東大学サッカーリーグ3部 第22節◆

11月15日 対城西大 立教大学冨士見総合グラウンド

立大 3―1 城西大(1―0、2―1)

長かったリーグ戦も終わりの時を迎える。勝てば入れ替え戦進出、負ければ最終戦となる本試合。「2部昇格」への道を切り開くための、決戦の火蓋が切られた。

3部暫定1位の強豪・城西大との一戦に緊張感が高まる。開始4分、山内(営4)のコーナーキックに宮﨑(コ4)が合わせるも、相手ゴール―キーパーがキャッチ。こぼれ球に反応した上原(営1)のヘディングを起点に宮﨑が再度押し込むも、ゴールには繋がらなかった。さらには19分、嵯峨(営4)のチャンスメイクから沼田(済1)がミドルシュートを放つ。しかし、ゴールネットを揺らすことは出来なかった。決定機を活かせず、あと一歩が届かない。試合の均衡が崩れたのは、前半24分。古里(営3)がドリブルを繋ぎ、ゴール前で時間を作る。それに反応した岡本(社2)が放った渾身の一撃が枠内を捉えた。待望の先制点に歓声で包まれる富士見グラウンド。良い流れを維持したまま、前半を締めくくった。

城西大ボールから始まった後半戦。粘りの守備からボールを奪取した古里は持ち前のフィジカルを活かし、前線まで駆け上がる。右サイドから上がったパスに反応した松澤が押し込み、2点目を獲得。さらには続く4分、相手ゴールキーパーからのこぼれ球を岡本が見逃さない。そのまま押し込み、試合を決定づける3点目を決めた。その後1点を奪われるも、主導権は渡さない。コーナーキックからの相手のチャンスに対し守護神・西山(営3)が冷静に処理。守備面でも躍進した立大は、勢いそのまま試合終了まで駆け抜ける。ホームグラウンドに勝利を示す試合終了の笛が鳴り響いた。

本日の勝利をもって、昇格をかけたプレーオフの舞台への進出を決めた。この1年間掲げ続けてきた「2部昇格」。 ゴールはもう目の前となった。全員が笑顔で終わるために、宮﨑世代の物語はまだ終わらない。

サイト不具合のため写真は掲載しておりません。ご理解くださいますようお願いいたします。

(2025年11月18日・中村祈珠)

◆コメント◆ 4年生としてチームを引っ張った松澤選手

―今日の試合の感想

今日は昇格に向けて勝つしかなかったので、全員で点を取るということを意識していました。前半から主導権持ってボールに行けていた中でしっかり1点取れて、後半は相手も戦い方を変えてくることは分かっていた中で、早いうちに2点を取れて優位に前半から後半まで進められたかなと思います。

―今日の試合の作戦

当初予想していた相手のやり方とは違ったんですけど、自分たちがボールをしっかり握って戦うということを考えていました。

―前半で1点入った時のチームの雰囲気

攻め続けていてもなかなか入らなかった中での1点だったので、みんなほっとしていたし、もっともっとやってやろうという感じでした。

―リードで迎えたハーフタイムでどういう話をしたか

このまま自分たちはやり方変えないというのと、相手が変化してくるのに対し、どう対応していくかを話しました。

―後半開始直後の2点目に対する感想

2点目は早く欲しかったので、自分が決められて本当に最高でした。

―改めて今日の勝利に対する感想

リーグ全体も3位で終えられて、苦しい期間もあったんですけど、チーム全員で諦めずにやってきた結果が、最後の最後に表れて良かったなと思います。来週の昇格戦に向けてまたしっかりと切り替えて、絶対勝てるようにやっていきたいなと思います。

―4年生として迎えたリーグ戦全体はどうだったか

シーズン始まる前は調子も良かったし、優勝というのを目指してやってきたんですけど、なかなかうまくいきませんでした。その中でも4年生が引っ張っていかないといけないなというのがあって、苦しい期間もあったんですけど、しっかり後輩たちもついてきてくれて、3位で終えられて良かったかなと思います。

―来週のプレーオフに向けた意気込み

とにかく勝たないといけなくて、引き分けもダメなので、勝利だけを目掛けて、全員で全力で走りきって、最後みんなで笑顔で終わりたいなと思います。

関連記事一覧