【アイスホッケー部】 動き出した上床世代!掲げた目標は「人のせいにしない」

◆秩父宮杯第67回関東大学アイスホッケー選手権大会◆

4月7日 対慶大 ダイドードリンコアイスアリーナ

主将・上床(社4)が率いる新チームが初の公式戦を迎えた!昨年はDFとしてプレーした矢部(済2)がFWに転向、またGKに新入生の川上(法1)が加わるなど、新しくなったチームで迎えた慶大戦。1-7で敗れたものの、選手たちの表情は、これからまたチームが大きく変わっていくことを感じさせた。

公式戦初出場のGK・川上

1P、1部A所属の慶大に5点の先制を許す。「硬かったのかな」(上床)と滑りだしに課題を残した。2Pでは、大嶋(営2)に代わって川上(法1)が出場。チームに加わってまもないルーキーだが、上床、熊木(文3)、吉田(済3)とともに頼もしい守りをみせた。
DFの活躍が光るものの、0-6と大きく離され迎えた3P。苦しい展開の中で、ゴールネットを揺らしたのは矢部だった。3分、竹高(法3)が左サイドをドリブルで上がると、DFの手薄になったゴール右前にまわりこむ。「チャンスがあれば狙っていこうと考えていた」。パスを受け冷静に放ったシュートは、ゴール右上に吸い込まれた。「少ないチャンスを掴んで1点決められたのは良かったし嬉しい」。待ち望んでいた得点に立大が大きく沸いた瞬間だった。

得点を決めた矢部(右)と抱き合う竹高

“人のせいにしない”。今大会のテーマとして立大が掲げている言葉だ。今のチームはまだ未完成で、多くのミスが生じる。そのミスをプレーに関わった双方が分析することで変わることができる。そんな意味が、このテーマに込められている。矢部は試合後に「春大会は成長する場」と語った。今試合で見つかった課題も生まれたミスも、チームが変わっていく材料になる。チームスローガンの“CHANGE”に向け、彼らの挑戦は続いていく。
(4月26日・日野雅由子)
◆コメント◆
矢部(済2)
ーチームの目標
新チームになって人数も少ないので、チームの目標は秋に設定していて、チームとして春は成長する場として捉えています。1部Aとかとやる機会もあるので、課題点を見つけて秋までに修正できるようにしようとやってます。

ー今日見つかった課題
去年から言われてるんですけれど、1P入ったところの5分で得点を2、3点取られちゃうっていうのがあって。ホッケーは点決めるのが難しくて、3点差とか開くと逆転も難しいので勢いがつきづらいというか。今日も2P、3Pは互角に戦えているところもあったので、最初が課題かなと。あとは体力とかですね。

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