【ホッケー部女子】前半に続き惜敗 7位決定戦へ再起を誓う
◆2025年度関東学生ホッケー秋季リーグ 順位決定戦◆
10月19日 対防大 駿河台大学ホッケー場
立大 0―2 防大(0―1、0―1、0―0、0―0)
Aプールを3位で終えた立大。5位決定戦進出をかけてBプール4位の防大に挑んだ。立大の運命はいかに。
立大ボールで試合開始。防大ゴールに押し寄せる展開が続いた。2分、牛久保(コ4)がサークルラインまで攻め入るも、相手の守備が速くシュートには至らない。また、9分には矢島(法3)のシュートがゴールポストを直撃し、得点は決まらなかった。中盤以降は段々とコートを広く使った攻防が激しくなる。12分にはPCから防大に先制を許すと、0-1で第1Qを終えた。
続く第2Qでは焦りからミスが連発し、次第に相手が主導権を握るようになった。開始13分、防大が右サイドからゴールに攻め寄り、GK山岸(現3)が前に出たところを仕留められる。その直後横山(営2)が相手を潜り抜けて防大陣内へ駆け上がったものの、ディフェンスに掻き出され、得点を挙げることはできなかった。
防大がリードしたまま迎えた第3Q。開始早々コート全体を使ってパスを繋ぐ相手に翻弄される。内田(法2)・菊池(現2)が攻撃の起点になるが、防大の堅守を前にチャンスを作ることができない。しかし3分には木村(ス3)がコート中盤で相手2人からボールを奪い前線へパスする。バックラインぎりぎりでパスを受けた嶌田(社3)がシュートするも、相手GKに阻まれた。終盤には防大の猛攻で苦境に立たされるが、山岸のナイスセーブもあり更なる失点は免れた。
最終第4Qでは、立大が反撃の糸口を掴む。開始直後から矢島が相手を躱しながら攻め上がり、シュートを放ったもののラインを割った。続く試合中盤でも立大は意地を見せつける。9分にはPCを獲得し、片田が何度もシュートを狙った。しかし、防大の固守は崩れない。11分には再び矢島がシュート、13分には内田、牛久保がゴール前まで迫ったが、シュートが決まらないまま試合終了。前半の2失点を挽回することはできなかった。
試合後、主将の伊藤(コ4)は言葉を失い、悔し涙をにじませていた。次の試合は11月9日の7位決定戦。この悔しさを勝利への原動力にできるか—ホッケー部女子の戦いは続く。
(10月26日・耳浦千春)


