【女子バレーボール部】強敵相手に堂々の勝利!練習の成果を魅せた
◆2025年度秋季関東大学女子2部バレーボールリーグ戦◆
10月11日 國學院大学たまプラーザキャンパス
立大 3―0 嘉悦大 (25―21、25―21、25―22)
前節フルセットの末、劇的勝利を掴んだ立大。本節はここまで全勝で首位を独走している嘉悦大と対戦する。強敵相手に臆することなく、“笑顔勝利”を掲げてコートに降り立った。
迎えた第1セット。相手の強力な攻撃陣に攻め込まれるも、鍛え上げてきたブロックを武器にリードを許さず幸先よく第1セットを先取する。
勢いそのまま流れを掴みたい第2セット。立大は相手のミスで先制すると、増田(社4)のサービスエースなどで8—6とリードを築く。中盤、相手の猛攻により一時逆転を許すもすぐに反撃に転じた。田中(社3)が中央からの速攻で流れを引き戻し、大庭(ス3)も強力なスパイクで続き一気に点差を広げる。最大7点差のリードを広げ迎えた終盤。相手も粘りを見せ、巧みな攻撃で追い上げてくる。しかし相手の粘り強いスパイクを凌ぎ、永沢(ス2)がブロックポイントを奪うなど、持ち前の守備で相手の追随を許さない。最後は増田の正確なスパイクで突き放し、25—21で2セットを連取した。
このままストレートで勝ちをつかみ取りたい立大。立ち上がり、大庭の強烈なクイックで先制し、増田(社4)のサービスエースで流れをつかむ。その後も田中を起点に巧みなフェイントやブロックアウトを誘う強烈なスパイクで得点を重ね、8-4とリードを広げた。中盤に入ると、立大の攻撃はさらに加速。大庭のダイレクトスパイクや、藤枝(ス1)のライトからの鋭いスパイクで相手守備陣に仕事をさせず、一気に戦況を支配する。
セット終盤、相手も意地を見せ粘り強いロングラリーから得点を重ねるが、立大の集中力は揺るがない。藤枝が代名詞であるライトからの強打で応酬し、セットポイントへの道筋を確保。最後は増田が渾身のスパイクをコート深くに突き刺し、25-22でストレート勝利をおさめた。
強敵相手に、勝負強さを見せ勝ち切った立大。攻守ともに積み上げてきた練習の成果が表れた結果であった。残り2節、勢いに乗る彼女たちのさらなる躍動に期待したい。
(10月26日・大谷未來)
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◆コメント◆ #6 大庭選手インタビュー
―試合を振り返って
今日の試合は相手が一部リーグで一番強いチームで、練習試合などもしましたが、勝ったり負けたり、どちらに転ぶか分からない状況でした。対策というよりも、相手の雰囲気に飲まれないように、自分たちのプレーを出し切るということを意識していました。しっかり攻めて、相手の攻撃を潰すこともできていたので、それが勝因となったかなと思います。
―1番印象に残っている場面は?
長いラリーで、最後、ブロード攻撃をレフトの選手がブロックした瞬間が印象に残っています。
―本日の自分の点数を1から10で表すと?
5点です。先週の戦いを踏まえて、先週はかなり調子が悪かったので、今週こそはそれを克服してやっていく、というつもりで臨んでいました。しかし、決めてほしい場面でのブロードやクイックが、ワンタッチで綺麗に拾われたりなど、決めきれない場面も多かったので、そこをしっかり決められなかったことから5点としました。
―前回の試合から今回の試合に向けてやってきた準備
ブロックを重点的に練習しました。特にブロックとサーブの関係で、サーブでしっかり崩して、ブロックが出やすいようにして、ワンタッチを取って切り返すというのをひたすら練習しました。
―試合の中で良かった点
サーブでしっかり攻めて相手を崩せていたので、ブロックもつきやすくて、自分たちの流れを作れたところです。
―改善したい点
改善したいところは、相手がいい展開になったときに(相手が)中に切り込んできた場合です。ブロックをつけられずに、ドーンと決められてしまうことがあったので、そこをしっかりブロックでワンタッチを取って、こちらの展開にしなきゃいけないところが改善点です。
―次への意気込み
次の試合もやはり同じぐらいのレベルの相手で、身長も明日は平均175cmくらいの相手になると思うので、今日よりもっとブロックが出てくると思います。そこをしっかりブロックアウトしたり、ブロックを利用して勝てるように頑張ります。


