【サッカー部】格上・流経大相手に先制も逆転負け、後半立ち上がりが課題に(第18節)

◆JR東日本カップ2020第94回関東大学サッカーリーグ戦【2部】◆

11月22日 対流経大

関東大学サッカーリーグ戦2部第18節が22日に行われた。首位の流経大と対戦した立大は13分に先制するも、前半アディショナルタイムに同点に追いつかれる。50分には勝ち越しゴールを献上し、逆転負けを喫した。

ゴールを狙う桐(コ3=日大藤沢)

格上相手に前半から果敢に攻めた。13分、丁寧なビルドアップから前線へボールを送り、掘(異2=ジェフユナイテッド千葉U-18)が右サイドを駆け上がる。カバーに入った穴吹(法3=三菱養和SC・Y)がボールを受けるとゴール前にクロスボールを供給。これを走り込んでいた大塚(営4=前橋育英)がボレー気味に合わせて先制のゴールネットを揺らす。
勢いそのままに追加点を狙ったが、その後は相手にボールを支配される展開が続く。巧みなパス回しで自陣深くまで侵入されると、前半アディショナルタイムには右サイドからのクロスボールを頭で合わせられ同点ゴールを献上。1−1で前半を折り返す。
後半は勝ち越し点を狙ったが、序盤にピンチを迎える。50分、スローインから右サイドを攻略されると、加藤雅(コ3=モンテディオ山形Y)が相手FWと対峙した際にハンドを取られ、決勝点につながるPKを献上してしまう。その後は少ないチャンスから敵陣に侵入しFKやCKのチャンスも迎えたが、最後まで相手ディフェンスを崩すことができず、逆転負けを喫した。

巧みなドリブルで相手DFを振り切る宮倉(法3=川越東)

主将・田中(法4=桐光学園)は「先制できたのは良い収穫だったが、その後の試合運びは課題が多く残った」と試合を振り返った。また、目標勝ち点である「25」に向けては「自分たちはチャレンジャーであるという気持ちを決して忘れてはいけない」と話し、油断せずに戦う姿勢を強調した。
(11月28日・瀬尾高徳)
◆コメント◆
主将・田中
「後半の早い時間にPKで失点するというのはチームにとって課題となった。一方で、取りに行かなきゃいけない状況の中で、前からプレッシャーかけてボールを奪いに行く姿勢は自分たちの良さでもある。それは前半よりも後半の方が出ていたと思う」

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