【陸上競技部】箱根路連続出場へ!予選会エントリーメンバー 14人に直前インタビュー⑦

昨年度、予選会1位通過を果たした立大。4年連続となる箱根駅伝本選出場、そして全日本大学駅伝での2年連続シード権獲得を目指し、選手たちはこの夏も厳しい合宿に励んできた。今年も江戸紫のユニフォームが箱根路を駆け抜ける姿を見られるのか。予選会を前に、出走選手にインタビューを行った。

 

ガッツポーズをする山下(観2)

山下翔吾(国学院久我山・東京)

◆自己ベスト

5000㍍:13′52″67

10000㍍29′25″91

ハーフマラソン:65′24″

 

◆インタビュー抜粋

 

―夏合宿の感想

今年は、比較的順調に積み重ねることができました。去年は1年生だったこともあり、少し苦しい場面や練習ができない時もありました。今年はほとんど100%で練習もこなして予選会に臨めるので、かなりいいコンディションだと思います。

 

―今の自分の状態

夏合宿から調子がいいので、このまま予選会までキープしたいです。

 

―自分自身の強み

強いて言えば何かあっても無難に最後はしっかりまとめて、最低限は走れることが強みです。また、きつい走りになってから、しっかり粘れるというのが強みだと思います。

 

―今のチームの雰囲気について

夏合宿からチーム一丸となってみんなで練習しようという意識を持ってここまで来れています。そのため去年よりもいいチームの雰囲気の中、練習が出来ているので、とてもいい調子だと思います。

 

―個人として1年間取り組んだこと

去年は負荷の高い練習の中で、余裕がなくなってしまい、試合に合わせられなかったり、練習で精一杯になっていた部分がありました。大きなけがをせずに継続して練習を続けることで、距離も伸ばせました。このことが土台となり、練習も去年と比べて余裕を持ってこなせたのでいい感触です。

 

―予選会での目標

昨年も出走しましたが、チーム最下位でした。結果的に先輩のお陰で、予選をトップ通過できました。今年の予選会では自分が箱根の通過を決めたと言えるような走りができるようにしたいです。

 

―昨年、出走して出た課題と、それを克服するために取り組んできたこと

課題としては昨年が初めてのハーフマラソンで、長い距離ということもあり、どうしてもラスト5㌔が粘れない点と、暑さに弱く、昨年、異例の暑さの中開催された予選会では自分の走りができなかった点です。そのため、今年は距離を伸ばしつつ継続して練習をしているため、ハーフマラソンでも走り抜ける足づくりができたと思います。暑さに対しては、今まで以上に練習や本番前に水分、塩分を取る。または風呂に長くつかることで、高温の状況下に慣れるということを行っています。

 

―チームと個人としての全日本大学駅伝の目標

チームとしては2年連続シード獲得です。個人としては去年はサポートや付き添いに回ったため、先輩の走りを見て、自分も走りたいと思いました。予選会から短いスパンになりますが、調子を合わせつつシード権獲得に貢献できるような走りをしたいです。

 

―予選会、全日本大学駅伝についての意気込み

昨年は全体的に悔しい結果ばかりで、全部先輩に支えてもらいました。そのため今年は先輩頼りにならず、チームの力になれるような走りをすることで箱根のシード権獲得、そして全日本大学駅伝の2年連続シード権獲得のどちらも達成し、去年のリベンジができるように個人としても、チームとしても頑張っていきたいです。

 

ガッツポーズをする木代(ス3)

木代博也(水城・茨城)

◆自己ベスト◆

5000㍍:14′38″53

ハーフマラソン:63′56″

 

◆インタビュー抜粋◆

-夏合宿の感想

自分の体の状態を考慮しながら先を見据えて、冷静に判断しつつ、練習を順調にこなせたと思います。

 

-今の自身の状態

予選会までに自分の本来の力を発揮できる状態を作れているので、このまましっかり準備していきたいです。

 

-自身の走りにおける強み

走りにおける強みは安定感です。自分の決めたペースを維持したり、一定のリズムでペースを刻んだりすることは得意です。また、試合でも自分の力をしっかり発揮できるところだと思います。

 

-チーム全体の雰囲気

予選会が近づいてからは、絶対に力を発揮しないといけない場面が近いので、少しずつ士気が高まってきている様子を感じます。いい雰囲気だと思います。

 

-個人で1年間取り組んだこと

自分が1番においていたことは、元々けがが多いため、練習をできるだけ継続させることです。前期からずっとハーフマラソンに出場しているため、予選会や箱根駅伝本選を見据え、ハーフの距離を走り切ることで、自分の状態を上げていくことも意識していました。距離に慣れるというところと、自分の体を一番に考えながら試合に臨むことも大事だと思います。まとめると、自分の体をケアすること、自分の体を知ることです。

 

-予選会での目標

チーム内順位で5番内に入ること、箱根予選を突破すること。この2つです。

 

-個人、チーム両方の全日本大学駅伝での目標

チームとしてはもちろんシード権獲得という目標を達成したいと思います。個人としては、長距離が得意なので、強豪に食らいつき、少しでもシード権獲得に貢献したいです。

 

-大会に向けた意気ごみ

自分としては目標である箱根駅伝のシード権獲得に走りで貢献することが大事だと思います。そのため、目標につながるような走りをしたいと思います。

 

(10月11日 取材・編集/今田誠吾、中東佑輔)

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