【女子バレーボール部】大差をつけて快勝!「笑顔勝利」を体現

♦2025年度秋季関東大学女子2部バレーボールリーグ戦♦

9月27日 立大新座キャンパス体育館

秋季リーグも第4戦を迎えた。すでに1敗を喫しており、これ以上の黒星は逃れたい立大。第4戦では、今季3部から昇格してきた国学院大と対峙した。序盤から優位の展開を繰り広げ、2セットを先取。第3セットでは一時はシーソーゲームを繰り広げるも、リードを守り切り今季3勝目を挙げた。

サーブを打つ猪瀬(済2)

第1セットでは終始立大がリードする。田中(社3)や大庭(ス3)のアタックを中心に攻め立てた。中盤、相手の隙のない守備範囲に苦戦するも、粘り強さをみせ第1セットを先取した。

続く第2セット。序盤から4連続得点を決め、相手に隙を与えない。たまらず国学院大はタイムアウトを切り、空気の入れ替えを図った。しかし、試合再開直後に立大が8連続得点を決め、主導権を譲らない。田中が攻守共に好プレーをみせ、再び相手にタイムアウトを切らせた。流れが完全に立大に傾いたように思われたが、徐々に国学院大に失点を許し始める。20点代を目前にして劣勢の空気が流れ始るも、ベンチ、スタメン共にチーム全員で声を掛け合い、粘り強くボールをつなぐ。25―14で第2セットも取り切り、勝利に一歩近づいた。

相手の攻撃を阻む田中

好調な流れのまま、勝ち切りたい第3セット。これまでとは異なり、序盤はシーソーゲームを繰り広げた。点を取りつ取られつの膠着(こうちゃく)状態が続く。1点差まで迫られるも、ここで活躍を見せたのが大庭と猪瀬だった。鋭いスパイクで得点を重ね、相手にプレッシャーをかける。さらに増田(社4)の際どいサーブや相手のミスもかさなり、徐々にリードを広げ、勝利まであと4点に迫った。しかし、国学院大も簡単に白星は渡さない。相手のコートを広く使った攻撃に苦戦し、5失点を許してしまう。なんとか最後まで粘り切り、2518で第3セットを取得。結果、セットカウント3-0で勝ち星をつかんだ。

3勝目を挙げた立大女子バレーボール部

今季3勝目をつかみとった立大。目標である2部上位に向けて、着実に歩みを進めている。次戦の対戦相手は強豪・早大だ。連戦という厳しい状況ではあるが、粘りのあるプレーで白星をつかみ、「笑顔勝利」に期待したい。

(10月6日・花井遥)

◆コメント◆#11猪瀬選手

―試合を振り返って

下から上がってきたチームだったので思い切ってやってくると思っていた。そこに自分たちがどれだけ対応できるかだった。2セット目までは自分たちのペースでできて良かった。

―3セット目拮抗したが

自分が出てメンバーが変わった。久々に試合に出て、うまくいかない場面もあったがチームのみんながカバーしてくれた。

―個人の良かった点

最初は決め切ることができた。

―反省点

試合に出てなくて、どのように動いたらいいか思い出すのに時間がかかってしまった。

―残りの試合に向けて

こっから全勝して、上位を狙っていきたい。

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