
【野球部】勝ち点獲得へ!接戦を制したのはどちらのチームか〈秋季リーグ戦 法大3回戦〉
♦2025年度東京六大学野球秋季リーグ戦♦
9月22日 対法大 明治神宮球場
打者成績
位置 | 選手名・学年・出身校 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 本塁打 |
[7] | 山形(コ4=興南) | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 |
8 | 北田峻(コ4=報徳学園) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[6] | 小林隼(コ2=広陵) | 3 | 1 | 2 | 1 | 1 |
[9] | 鈴木唯(コ4=東邦) | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 |
[5] | 丸山(コ3=大阪桐蔭) | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5 | 青峰(ス3=高松) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[3] | 西川(社4=神戸国際大附) | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
3 | 河野(コ2=広島新庄) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[4] | 村本(文2=大阪桐蔭) | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 |
[2] | 落合(ス3=東邦) | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[8] | 桑垣(コ4=中京大中京) | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H87 | 濱本(コ1=広陵) | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
[1] | 竹中(コ4=大阪桐蔭) | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
H | 北田大(コ4=広島新庄) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1 | 吉野(コ4=仙台育英) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
投手成績
選手名・学年・出身校 | 投球回 | 球数 | 被安打 | 奪三振 | 与四死球 | 自責点 |
竹中(コ4=大阪桐蔭) | 8 | 112 | 9 | 4 | 1 | 0 |
吉野(コ4=仙台育英) | 1 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1勝1敗の五分で迎えた開幕カード第3戦。序盤から両先発が投手戦を展開していく。8回に小林隼(コ2=広陵)に均衡を破る2点本塁打が飛び出し、これが決勝点に。立大が開幕カード勝ち星発進を決めた。

最終回のマウンドにあがった吉野(コ4=仙台育英)
先発マウンドに上がるは竹中(コ4=大阪桐蔭)。初回から四球と内野安打でピンチを迎える。しかし冷静な投球で投ゴロに打ち取りこの回を終えた。その後は、走者を出しつつも本塁は踏ませない粘りの投球で、打線の援護を待つ。5回にも2本の安打を浴び、2死一、三塁で四番・松下(4年=桐蔭学園)を迎えた。だが気迫あふれた投球で遊飛に打ち取り、ピンチを脱する。続く6回には、左翼手・山形(コ4=興南)がフェンス際のファインプレーを見せた。
8回も竹中が無失点に抑えると、その裏、小林隼(コ2=広陵)に2点本塁打が飛び出す。立大に念願の先制点がもたらされた。
今季も最終回を締めるのは吉野。しっかりと三者凡退に抑え、クローザーとして見事な投球を披露した。

劇的な本塁打を放った小林
対する法大の先発は野崎(4年=県岐阜商)。今季はここまでリリーフ登板のみであったが、初めて先発マウンドに上がる。初回からボール先行のピッチングが続くも、立大打線がなかなか打ち崩せない。3回には先頭の竹中が左安打で出塁し、続く山形が一塁線へ鋭い当たりを放つ。しかし一塁手・今泉(2年=石見智翠館)の好捕に阻まれ、さらに一塁ランナーも戻れずダブルプレーに倒れた。その後も走者を出しながらも得点に結びつけることが出来ない。
6回、2死走者無しから小林隼、鈴木唯(ス4=東邦)の連続安打で、この日初めて得点圏にランナーを進める。しかし、続く丸山(コ3=大阪桐蔭)がニゴロに倒れ、ここでも本塁を踏むことができない。
両者無得点で迎えた8回。ついに試合が動く。先頭の代打・濱本(コ1=広陵)が安打で出塁し、迎えた打者は2番・小林隼。振り切った当たりは大きな放物線を描いてレフトスタンドへ。待望の得点にスタンド、ベンチは熱狂。値千金の先制2点本塁打となり、結果的にこの点が決勝点となった。
開幕カードを勝利で締めくくった立大ナイン。攻守共に我慢の展開が続いたが、見事勝ち点を手にした。次戦は今春王者・早大。勢いに乗り、連続勝ち点獲得となるか。彼らの戦いに期待したい。
(9月22日・東直虎、谷姫菜香)
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