
【女子バレーボール部】秋季リーグ開幕!粘り強いバレーで白星発進!!
◆2025年度秋季関東大学女子2部バレーボールリーグ◆
9月13日 対山梨学大 立大新座キャンパス
目標に向け、強い思いで挑んだ秋季リーグ開幕戦。対する相手は山梨学大だ。第1、2セットを連取するも、相手の猛攻を受け、第3、4セットを連続で落とす。最終セットも激しい攻防が続くなか、意地を見せ辛勝を収めた。

スパイクを決める大庭(ス3)
第1セットは山梨学大の多彩な攻撃に翻弄され、相手有利で試合が進む。しかし永沢(ス2)のスパイクで得点を決めると相手にミスが出てブレイク。その隙に田中(社3)のフェイントが決まり連続得点となった。その後、同点まで詰め寄ると、一進一退の攻防が繰り広げられる。永沢の速攻が決まり逆転すると立大がリードする流れに。マッチポイントとなったところで大庭、永沢のブロックが決まり、25-23でこのセットを奪った。
迎えた第2セットは序盤から互いに一歩も譲らない均衡した展開。中盤、相手に連続得点を奪われリードを許しタイムアウトを取った。悪い流れを引きずらず、大庭のライン際のストレートと増田(社4)のスパイク、立大のブロックが決まりリードを奪い返す。フェイントも決まり、点差を2点に広げた。先に20点の大台に乗せるとさらに立大の勢いは加速する。永沢の鋭いスパイクが決まり勝利に王手をかけた。

トスを上げる吉川(ス3)
ストレート勝ちをしたい第3セットだったが、開始直後、連続得点を奪われる。主導権を握られ、55点差を離された。徐々に点差を詰め2点差まで追い込むも、勢いに乗った相手を止められずセットカウントを奪われた。
開始直後、第3セットの勢いで山梨学大に流れが傾いたが食らいついていく。徐々に点差を縮め、田中、増田のスパイクで3点のリードを奪う。しかし中盤、相手の強烈なジャンプサーブに守備を乱され、同点に追いつかれた。最後は相手の強力なスパイクをブロックしたが、吸い込みでセットを取られた。
セットカウントを2-2で迎えた運命の第5セット。相手の強力なサーブを一本で切り、連続得点を決める。その後はシーソーゲームで試合が進んだ。終盤、立大のブロックが機能し、相手の思うような攻撃をさせない。大庭のブロードと速攻も連続で決まり、点差を3点に広げた。ブロックでマッチポイントを取ると、田中がスパイク決め、勝利を収めた。
秋季リーグ初戦を劇的勝利で飾った立大。リードされても逆転する粘り強い戦いを見せた。次に対戦するのは江戸川大だ。2部1位の目標に向けて上昇気流に乗っていってほしい。
(9月13日・林梨紗子)

試合後撮影に応じる選手たち
◆コメント◆ #2増田(社4)
ー今日の試合の良かったところ、課題
暗くならずに雰囲気を崩さずにっていうところで、自分たちのプレーをしっかりできて、意地でも雰囲気を自分たちのものにしようとする姿勢とか切羽詰まった場面でしっかりと決め切るっていう所が良かったなと思います。
課題は入りの点の取り方、セットの入りの最初の5点をしっかりとるというところを明日はしっかり最初からやれるように頑張りたいと思います。
ー今日の試合の対策
相手のビデオをしっかり見てっていうこともなんですけど、練習試合をたくさんしてゲームの場数を踏んで、ゲームに慣れたりとか春リーグから人が変わっているからこそ何が出来るのかをしっかりチームで話し合いながら頑張りました。
ー最終セットを迎えたときの心境
今日の相手は春リーグではストレート勝ちしたんですけど、その時も3セット目で焦ってしまったていうのがあって、今日は1セット目に5点差を追いつけたっていうことで大丈夫でしょうみたいな感じの気持ちがあってしまった感じがするので、どれだけ優位な立場でもチャレンジ精神というか、こっちが挑戦するという気持ちを忘れずに戦っていきたいなと思います。
ー今季の目標(チーム、個人)
2部で1位になるっていうことと、次の代にいい形でバトンを渡せるようにというところです。
個人としては4年生が1人で入っているので4年生として雰囲気を作ったりとか、チームをまとめるじゃないけど欲しい場面でしっかりと決め切りたいです。