【ヨット部】春インカレ決勝!強風の中、健闘をみせる

◆関東学生ヨット春季選手権大会◆

5月6日 葉山沖

470 級

5月6日、関東学生ヨット春季選手権大会決勝2日目が行われた。強風注意報が鳴らされる悪天候の中2レースが行われ、470級では8位、スナイプ級では 12 位の成績を収めた。

田原(写真右)・丹山ペア

今大会6位を目標に掲げていた 470 級。田原・丹山ペアが第5レースで2位、第6レースで2位という好成績を収め、目標へと弾みをつける。1番艇(1番実力のある艇)が本領を発揮し、470 級全体を引っ張ることが出来た。しかし、ヨットは3艇の総合結果で競う団体スポーツ。他艇の実力は目標にまだ及ばない。2、3番艇の走りが課題として挙げられる結果となった。

 

スナイプ級

 

屋田(写真左)

スナイプ級は今大会5位以内を目標に意気込むも、第5レースでは3艇全部がリコール(フライング)判定を受けてしまう。気持ちを切り替えて臨んだ最終レース。1番艇から順に 14 位、21 位、37位という結果となり、今大会を 12 位で終えた。

両クラスとも目標の結果には届かなかった今大会。主将・林は「目標を達成できなかったのは残念だが、自分たちの実力を知ることができた」と語る。新体制となって初めて迎えた公式戦は苦いものとなってしまった。しかし、この経験を糧に立大ヨット部は秋インカレ、全日本インカレにて飛躍をみせるに違いない。

(5月 10 日・花井遥)

 

◆コメント◆ 主将・林選手

ー試合を振り返って
自分が所属しているスナイプ級の方は今日挽回できるチャンスが2回あったが、1回目は気持ちが先行してしまい、3艇全部がフライングという形になってしまって非常に不甲斐ないという気持ち。最後のレースは自分たちが目標にしているターゲットに近づくことができたのでそこはよかった。

ー今日の試合に向けて意識したこと
代替わりして初めての公式戦ということもあったので、自分たちの実力がいかほどなのかという部分は昨日今日の大会を通して初めて知る機会だった。実力試しという部分もあったが、2月から代が代わって本格的に合宿してきたなかで、まずは目標にしていた順位、スナイプ級5位、470 級6位という目標を立てていたので、そこに達成できなかった部分は残念だという気持ちはあるが、実力を知れた面では良かった。

ー良かった点
チーム全体として1番艇、1番実力のある艇がちゃんと前を走ってくれた部分。3年の田原であったり、4年の屋田という部分がちゃんと1番艇として前を走るという目標を達成できたのはすごい良かったと思う。ただやっぱり個人戦ではなくて、3艇団体として戦っているスポーツなので、やっぱり1番艇がいくら走っても2番艇3番艇がちゃんと前を走らなければ結果が上がってこない。今後の課題として2番艇3番艇がしっかり前を走るという部分で努力しなければなと思う。

ー新チームの印象
全体を通してすごく仲の良いチーム。学年を超えたコミュニケーションがすごく活発で、学年に囚われずにご飯に行ったり練習をしたりというのはできていると思う。

ー1年間、自身としての目標
自分は立教小学校から通って 16 年目になるが、立教の最後の年で、自分ができる恩返しというのが体育会として結果を残すという部分だと思うので、しっかりそこは結果で残したい。また、立教学院が創立 150 周年という節目の年でもあるので、そこでヨット部として成し遂げてない両クラス全日本出場という部分を自分が主将として引っ張っていきたい。

ーチームの目標
両クラス全日本出場。やっぱり結果にはしっかりこだわっていきたいと思ってい

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