【ハンドボール部】第7戦での悔しさばねに挑んだ明星大戦!圧倒的差を見せつけ快勝した

2023年度 関東学生リーグ 2部

第8戦 9月24日 立大36―19明星大 駿河台大学体育館

第7戦は秋リーグ初の黒星という結果に終わった。その悔しさを胸に挑んだ第8戦の相手は明星大。序盤はシーソーゲームが続くも、オフェンス陣らの活躍で8点リードで前半を折り返す。迎えた後半も堅守速攻で大量得点し、相手をさらに突き放す展開。GK・阿部(文2)の好セーブも光り快勝した。

チーム最多となる9得点をあげた大久保

開始1分、大久保が先制点を決める。その後も、大久保、江幡(観4)のカットインとセットオフェンスで得点を重ね9―4でリード。試合開始から16分で相手にタイムアウトを取らせた。

再開後も主導権を譲ることなく流れに乗る立大。平田(コ3)、松川(コ3)、島仲(ス1)らオフェンス陣が猛攻を続ける。さらに、前半26分には青木(コ2)のパスカットを石井(ス1)がシュートまで持ち込み、相手エースにレッドカードを与えた。7㍍スローも江幡が冷静に決める。8点リードで前半を折り返す展開となった。

 

ゴールを狙う江幡

迎えた後半も田口(社4)の先制で好スタートを切った。しかし、相手も負けじと応戦し、何度かシュートを阻まれる展開に。後半13分、立大はタイムアウトを切った。

再開直後、平田が追加点を決め一層勢いに乗る。最後まで堅守速攻で得点を重ね、17点の大差をつけて試合は終了した。

終始、主導権を譲ることなく圧倒的な差を見せつけ大勝を収めた第8戦。試合後、大久保は「昨日負けてしまって雰囲気が落ちてしまっている中で、切り替えることが出来たのは良かった点なのではないかなと思う」。と語った。悔しい結果も成長に変えチームで挑み続けていく立大。次戦でも勝利をおさめ、入れ替え戦へと駒を進めることに期待したい。

(9月28日・別所ゆかり)

◆コメント◆ 石井選手、高木選手

ー今日の試合を振りかえって

(石井)今日は他の試合で今日勝たなければ入れ替え戦に行けないっていうのがほぼ決まってた状況だったので、昨日負けてしまったけどいかにそこの悔しさを今日全力で出せるかっていうのが鍵でした。

(高木)昨日自分は予定があってライブでしか試合見てないが、負けたっていう結果を聞いて残り2戦は本当に勝ちにいかないといけないなって思いがある。今日久々にメンバーに選んでもらったのでとりあえずチームのために頑張ろうと思って試合に臨みました。

 

ー明星大に対する対策は

(石井)途中でレッドカードもらった34番の選手が日本代表ですごい上手な選手なのでそこをいかに止めるかっていうのを学生コーチの方と選手同士で話し合ってそこに対して作戦を練ってました。

 

(高木)個人的に自分はやっぱりサイドでシュートを決めないといけないポジションだと思ってるので、キーパーの動きをちゃんと見てどういう打ち方をすればいいのかとか考えながら練習してました。

 

ー良かった点と反省点

(石井)良かった点は昨日の試合では流れが悪い時にチームが盛り上げられなくて相手に流れを最後まで持ってかれてしまったので、今日は少しでも点が取れない状態が続いた時でもベンチから盛り上げて、チーム全体で盛り上げてできてたのでそれが良かったところかなと思います。反省点はやっぱりシュート確率がずっと課題。1部はもっと強いキーパー上手いキーパーがいるのでそこに対してシュート確率をいかに上げられるかが反省点です。

(高木)今日良かった点は全体的に雰囲気が良くできたかなというところです。反省点は1本のシュートやルーズボール、転がったボールとかを取りに行くところ、その際の部分がまだ1部に比べると甘いかなと感じてて、そこをもっと改善していけばいけるんじゃないかなと思っています。

ー自身の強み

(石井)僕は毎回言わせてもらってるんですけど、チームを盛り上げるっていうところを強みとしてやっているのでプレイ中でもベンチにいても常に声を出してやるのが自分の強みだと思っています。

(高木)自分は中学高校からずっと速攻を武器でやってきている。そこで点を取ってチームを盛り上げていくことが自分の強みなのかなって思っています。

ー次戦への意気込み

(石井)次は絶対に勝たないといけない相手なのでチーム全体で入れ替え戦にいって春の悔しさを喜びに変えられるように絶対に勝ちにいきたいと思います。

(高木)次の試合はメンバーに選ばれても選ばれなくてもチームのために何ができるかを考えて次の試合しっかり勝って入れ替え戦に繋がるような試合を進められるようにしていきたいです。

大久保選手、主将・三谷選手

ー試合を振り返って

(三谷選手)全体的にはすごく良かった。雰囲気も良いし、流れも良かったし。でもその中で課題はシュートなんですけど、昨日の試合と比べても雰囲気も良くやっていけたのでそこは評価できるポイントだと思う。

(大久保選手)久々に立教らしい試合ができたかなって思って、守って速攻で点取って自分たちの時間がすごく長かったのが良かったと思う。

ー昨日からの改善点

(三谷選手)やっぱりディフェンスだと思う。さっきもミッツ(大久保選手)から、立教らしいという言葉が出たが、しっかり守って速攻っていう形が立教らしい形なので、そこが良かった点だと思う。

(大久保選手)個人的にはスタートダッシュでたくさん点が取れたので、自分的にもチームとしても流れに乗れたので、昨日負けてしまって雰囲気が落ちてしまっている中で切り替えることができたというのは良かった点なのではないかなと思う。

ー次戦に向けて

(三谷選手)最後は関東学院ってことで、本当に勝敗が入れ替え戦に直結するので1番大事な試合だと思うので、今日の課題を改善して次に繋げていくことと、雰囲気を下げないように臨んでいく。

(大久保選手)今日みたいに自分が点を取ってチームを鼓舞する形で頑張りたいと思う。

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