【ハンドボール部】今季6連戦白星!守護神・中原の好セーブ光る

◆2023年度 関東学生秋季リーグ 2部◆

第6戦 9月17日 立大34―28駿河台大 立教大学新座キャンパス

秋リーグ開始から未だ無敗を貫いている立大。良い流れの中迎えた第6戦の相手は駿河台大だ。序盤からディフェンス面でのミスが続く。しかし後半、得意の速攻で相手を突き放した。GK・中原(コ4)の好セーブも光り、6連戦白星を飾った。

シュートを放つ大久保

開始30秒、大久保(営3)が先制点を決めた。しかしその後、4連続で失点を許す展開となる。流れを変えたい立大だったが、相手のペースにのまれ試合は一進一退。点を取り合う展開が続く中、前半23分大久保のポストシュートで同点に追いつく。さらに石井(ス1)、松川(コ3)の速攻で得点を重ね、2点リードで後半戦へと進むこととなった。

ゴールを狙う松川

 なんとかリードを広げたい後半。開始直後に平田(コ3)がポストシュートを決める。さらに、大久保、松村(コ3)、島仲(ス1)も得点した。しかし、なかなか流れに乗りきることは出来ず、前半同様点を取っては取られる展開が続く。開始16分には7㍍スローを外す痛恨のミス。悪い雰囲気を断ち切りなんとか相手を突き放したい立大。ここで、底力が発揮された。今度は立大が相手のファールを誘い、7㍍スローを獲得する。江幡(観4)が冷静に決めると、試合の流れが変わり始めた。松川の速攻や主将・三谷(営4)のサイドシュートで点差を広げていく。また、ディフェンス面においても守護神・中原(コ4)が7㍍スローを好セーブするなどチームを救った。そのまま点差を詰められることなく試合は終了。立大は6点差で勝利した。

得点を決め喜ぶ主将・三谷

試合後、島仲は「理想とは程遠い試合だった。自分たちのプレーをあまり出せなかったと思う」。と語った。白星を飾ることは出来たものの満足のいく試合運びが出来なかった駿河台大戦。次戦の青学大戦では立大らしいプレーを期待したい。

(9月19日・別所ゆかり)

 

◆コメント◆ 丸山選手、島仲選手

-試合を振り返って

(島仲)理想とは程遠い試合だった。自分たちの良いプレーをあまり出せなかったと思う。

-今日の反省点

(島仲)相手と点を取り合う展開になり、あまり良くない流れで試合をはこんでしまった。

(丸山)ディフェンス面において、普段の練習で出来ていることが、後半の最後の方になると疲れもあってあまり出来ていなかったと思う。今後、改善していきたい。

-今日の試合の狙い
(島仲)個人的な目標としては、2部に入ってからあまりシュートが入っていなかったので、今回の試合ではシュートを決めるということを目標にしていた。結果、2本のシュートを決めることが出来た。

(丸山)自分は、途中出場が多い。自分の前に入っていた選手が「 もっとこうした方がいい」というのを学生コーチが教えてくれるので、それを考慮した上でプレーしてチームの流れを変えることを狙いとして試合に臨んでいる。今日はディフェンスが高いディフェンスで、中に選手が密集しスペースが狭い状況だった。なので、外側に自分が行ってスライドを多くすることを意識した。

-自分の強みは

(島仲)ロングシュート、ミドルシュートが自分の武器だと思っている。

(丸山)自分はオールラウンドな点が強みだと思っている。

-秋季リーグ全体への意気込み

(島仲)これまでの反省点を改善する。相手が上位のチームになってくるが、それらのチームに対しても圧倒的な点差をつけて入れ替え戦にのぞめるように頑張りたい。

(丸山)自分の秋季リーグの目標は、ただ勝つだけでなくちゃんと点差をつけて圧倒的な内容で勝ち、入れ替え戦も勝つこと。来年には1部にあがっているようにしたいと思う。

-インカレへの意気込み

(島仲)普段あまり試合をすることがない他の地方のチームと試合をすることになるので、自分たちの実力を知る良い機会になると思う。

(丸山)これまでの戦績を超えられるように、結果を出せるように頑張りたいと思う。

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