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【ハンドボール部】関東一部の強さを発揮するも、あと一歩及ばず
全日本学生ハンドボール選手権大会
11月3日 立大34―40大体大 刈谷市体育館
ハンドボールの強豪校が集う愛知県での開催となった、今年の全日本インカレ。1回戦の対戦相手は、毎年インカレでも上位の結果を残している大体大だ。前半から、競合相手に接戦を見せるも、流れを掴みきれず一回戦敗退となった。この試合で、深澤世代は引退となる。
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仲舟井(文4)とハイタッチをかわす中原(コ3)
前半、立大の強みであるデフェンスがうまく機能し、接戦に持ち込む。その中でも、GK・中原の活躍が光った。相手校のセンターからのボールを何度もガードし、僅差での試合を展開。約15分間、2点以上の差が開かなかった。しかし、開始25分で立大のミスが重なってしまう。ここから相手のペースへと持っていかれ、5点の追加点を許す。相手のディフエンスに遮られ、ゴール前に進むことがなかなかできず、残り5秒で放ったシュートもゴールネットを揺らすことはできなかった。
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シュートを放つ早坂(コ4)
後半、5点を追う形となった立大。硬い表情を浮かべるコート内の選手たちに、ベンチから「楽しんで!」という声がかかる。早坂(コ4)と大久保(営2)を中心に得点を重ね、1度は7点差で開いた点差も、後半9分には4点差まで詰め寄り、立大は流れを掴み始る。しかし、流れに乗り切ることができず、さらなる追加点を相手に許してしまい、敗戦を喫した。
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試合後のハンドボール部一同
初戦敗退となったものの強豪相手に競った試合展開を見せつけ、秋季リーグからの成長をかなり感じることのできた試合となった。
「勝つつもりで来た。」試合後のインタビューで主将・深澤は悔し涙を浮かべながら語った。その思いは、一部残留という大きなプレゼントをとともに次世代へと受け継がれる。
(11月10日・松下ひまり)
チームを支えた副将#14 仲舟井
「勝ちたかったっていうのが1番ですが、悔いなく出し切れたかなと思います。(前半良い雰囲気だったが)リーグ戦で積み上げてきたものが最後出ていたと感じたので、集大成の大舞台でチームとしていいプレーができたのは大きかったです。(4年間通して)怪我など色々ありましたが、躍動できたかなと思います。(後輩へ)来季の1部は約束できたので、来年も継続して1部で戦ってほしいです。優勝などを狙える力はあると思うので、そうなってくれればいいなと思います。」
ポストとして活躍した#15 杉本
「苦戦しましたが、最後まで自分たちのプレーができて楽しかったです。また、厳しい状況でもしっかり声を出してチームを盛り上げることができてよかったと思います。(4年間を振り返っても)やり切ることができて、とにかく楽しかったです。(後輩に)大好きな人が多くいて、来年も試合を見に行くので頑張ってほしいです。」