【女子バレーボール部】粘り強さで2部昇格後初の白星を飾る!入れ替え戦へ弾みをつけた!

◆2022年度秋季関東大学女子2部バレーボールリーグ戦◆

10月15日 対神奈川大 大東文化大東松山キャンパス

長年目標に掲げていた2部昇格を果たし、秋季リーグでも勢いに乗るべく闘志を燃やす立大。しかし現実はそう甘くない。持ち前の団結力で奮闘するも、勝利には一歩及ばない戦いが続いた中迎えた秋季リーグ最終戦。立大が意地を見せ、「笑顔勝利」で幕を下ろした。

ブロックをする#7竹下(コ4)と#8朝倉(文3)

序盤から打っては打たれの攻防戦が続いた今試合。立大は互いに声を掛け合いながら着実に得点を重ねた。期待の1年生・佐藤の(済1)の成長も目覚ましく、上級生に混じりながら果敢にトスをあげる。ブロックとレシーブが連携しながら攻撃を繰り返し、25ー22で第1セットを先取した。続く第2セットは#9友井(社3)が力強いスパイクを放つなど、勢いづいた立大の攻撃は止まらない。得点を許す場面もあったが、笑顔と声掛けを絶やさないままセットカウントを2ー0とした。

点を決め、抱き合う選手たち

第3セットも立大が順調に点を重ね、勝利への兆しが見えたと思いきや相手が反撃の狼煙をあげた。隙をついた攻撃で点差を縮められ、中盤に逆転される結果に。焦りと疲れからかミスも目立ち、そのままセットカウント2ー2へと追いつかれてしまう。

緊張感に包まれた中始まった第5セット。激しいラリーで両チームが火花を散らす。#2菅野(観4)は「リベロなので前の人に気持ちよく打たせることを一番に考えてました」。と振り返るように、決してボールを落とすまいと地面に滑り込み得点に貢献した。14ー10で勝利が目前に迫る中、試合に終止符を打ったのは#8朝倉だ。スパイクを阻止するべく高々と跳び、ボールを相手コートに弾き返した。2部昇格以来初めての白星に選手たちは思わず涙を浮かばせながら抱き合い、喜びを噛み締めた。

涙を拭う選手たち

2部で勝つことの難しさを痛感した秋季リーグ戦。しかし、今回の勝利で自信を取り戻し、立大は着実に歩を進めている。#1小山(文4)は4年生の最後の試合となる入れ替え戦に向けて、「みんなで話し合って課題や今後の方針に向き合って絶対に勝ちたいと思う」。と意気込みを語った。次戦も「笑顔」で勝利を掴み取るに違いない。

(10月15日・仙丸愛里香)

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