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【野球部】今春こそ頂点へ!荘司の投打にわたる活躍で開幕戦を勝利で飾る〈春季リーグ戦 法大1回戦〉

≪法大戦の展望はこちらから≫

◆2022年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

4月16日 対法大 明治神宮球場

 

打者成績

位置選手名・学年・出身校打数安打打点四死球本塁打
[8]道原(法4=駒大苫小牧)
[7]宮﨑(コ4=大阪桐蔭)
[5]西川晋(コ3=智辯和歌山)
柴田恭(コ2=東明館)
[4]山田(コ4=大阪桐蔭)
[3]柴田颯(社4=札幌一)
H3齋藤大(コ2=東北)
[2]黒岩(法4=静岡)
[9]吉岡(コ4=広陵)
[1]荘司(社4=新潟明訓)
島田(コ4=龍谷大平安)
H森村(法4=國學院久我山)
宮(営4=國學院栃木)
[6]井上剛(コ4=佐久長聖)

投手成績

選手名・学年・出身校投球回球数被安打奪三振与四死球自責点
荘司(社4=新潟明訓)102
島田(コ4=龍谷大平安)15
宮(営4=國學院栃木)17

遂に迎えた立大の春季開幕戦。5年ぶりの優勝をつかむべく、臨んだ法大1回戦は4ー1の快勝で終わった。2回、先発・荘司(社4=新潟明訓)の本塁打で先制すると、無死2、3塁で宮﨑(コ4=大阪桐蔭)の左中間を破る2点適時二塁打で3点をリードする。投げては荘司が7回1失点のピッチングで試合を作る。150㌔に迫る速球や変化球で打者を次々と打ちとった。8回からは島田(コ4=龍谷大平安)が三者連続三振を奪い法大に反撃の機を与えない。最後は宮(営4=国学院栃木)が三者凡退に抑え危なげなく試合を締めた。

好投をみせた荘司

投手戦が予想される中で、大事な初戦の先発を任されたのは荘司。昨季は第二戦を任されることが多かったが、OP戦の登板を評価され開幕投手の座をつかんだ。「背伸びせずに自分のできることをするだけ」と初回からテンポのいい投球を見せる。140㌔台の力のある直球と緩いカーブでバッターに的を絞らせない。最大5回までしか投げられなかった昨年から「進化」を遂げた剛腕は圧巻の投球で2回までランナーを許さなかった。2回裏、一死ランナーなしでツーストライクに追い込まれた3球目だった。「まさか打てるとは思っていなかった。」自身を援護する本塁打を放ち、球場を沸かせた。「グラウンドを回っている時は最高の瞬間だった。」放った白球は放物線を描いて左翼スタンドに突き刺さり、先制に成功する。

同回、続く井上剛(コ4=佐久長聖)、道原(法4=駒大苫小牧)が連続安打でチャンスを作り、宮﨑(コ4=大阪桐蔭)が左中間に2点適時二塁打を放つ。「甘いスライダーを叩いた。」一気に3点を先取した。4回裏にも井上剛が守備の乱れを突く好走塁を見せる。ダメ押し点をもぎとり、リードを4点に広げた。

自らを援護する本塁打を放ち笑顔を見せる荘司

2点適時二塁打を放つ宮﨑

6回まで2塁すら踏ませない投球をみせていた荘司だったが、7回表に連打と四球で1点を失う。球数も100球に迫っていたが、最後まで投げきり追加点を許さなかった。8回は島田がマウンドに上がる。速球を丁寧にコースに投げ込み、三者連続三振。法大打線をねじ伏せ、流れを渡さなかった。勝利がかかる9回にはクローザー・宮が登板。速球で押す自分の投球を披露し、チームに勝利をもたらした。

好走塁をみせた井上剛

試合を締めた宮

多くの選手が優勝のキーポイントだと語った法大戦初戦を白星で飾ったRIKKIO。今季初戦にも関わらず、攻守ともにミスなく盤石の試合運びだった。先発した荘司は投打にわたる活躍を果たし、自身リーグ戦初勝利。タテジマ打線は、先日の早大戦で好投した法大・篠木(2年=木更津総合)相手に集中打で襲いかかった。結果4点を奪い、荘司の好投をアシスト。開幕戦を投打が噛み合う快勝で飾り、優勝への道を大きく前進した。

(4月16日・山岡雄一郎)

◆コメント◆

投打にわたって活躍した#18 荘司

「(投球を振り返って)今季はチームとして最初の試合絶対に勝ちたい気持ちがあった中で、チームを勝利に導くことができて素直に嬉しいです。ただ、完投が1番自分の役割としてはベストだと思うので、そういうことを考えると物足りなかったなという思いもあります。(ホームランを振り返って)野手のみんなから思い切って打ってこいって言われて、自分も冗談半分で打つわとか言ってたんですけど、まさか本当に打てるとは思っていなくて。グラウンドを回っている瞬間は最高でした。」

二安打を放ち好走塁も見せた#6 井上剛

「(打席を振り返って)法大の篠木(2年=木更津総合)はストレートが速くて強いイメージがあリました。それに負けないように今まで練習した成果が出たと思います。(4回の好走塁について)篠木が一塁に投げた時に送球が逸れていたのでミスをしたら行こうと思って狙っていました。」

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