【野球部】社会人相手に点の取り合いを勝ちきれず。だが最後まで見せた粘りは次の糧へ

2022年度春期オープン戦

3月30日 対エイジェック

賜杯を掴むべく、日々オープン戦に臨むタテジマ軍団。この日はエイジェックとの一戦に挑んだ。相手の迫力のある攻撃に初回から失点する苦しい展開。しかし6回表に柴田颯(社4=札幌一)の適時打、齋藤大(コ2=東北)の適時三塁打で追いつく。さらに8回、新主将・山田(コ4=大阪桐蔭)の適時二塁打で意地をみせるも、またもやその裏に逆転を許してしまう。社会人相手に競り負け、悔しい敗戦となった。

投げ込む吉野(コ1=仙台育英)

この日の先発は、躍進の片鱗を見せる2年生右腕・沖(コ2=磐城)。初回から安打で走者を出すと適時三塁打を浴びてしまう。さらに守備の乱れで1点を失うも、その後はテンポよく投げ立ち直りを見せた。4回からは最速143キロ投手、二刀流も期待される新人・吉野(コ1=仙台育英)がマウンドに上がる。四死球を出しながらも2回1/3を無失点投球。守備からリズムを作る。打線は6回表、宮﨑(コ4=大阪桐蔭)の内野安打などでチャンスを引き寄せると、柴田颯が右翼に安打を放ち1点を返す。2死になるも斎藤大が直球を捉え、センターオーバーの適時三塁打。見事同点に追いついた。

その裏、相手の勝ち越しを許してしまうも、8回表に再びチャンスを迎える。2死二塁で山田が4番の仕事をしっかり果たし、同点に追いついた。それでもその裏、死球から相手の流れにのまれ3失点を喫し、最終スコアは3―6。勝利を収めることはできなかった。

ホームに生還する宮崎(コ4=大阪桐蔭)

敗戦はしたものの、リードされてもあきらめない姿勢を見せた。投手陣は相手の流れに飲み込まれてしまったが、この経験を活かし、リーグ戦では我慢強い投球を見せてくれるだろう。春期優勝に向けて立大ナインの「進化」は止まらない。

(4月16日・山岡雄一郎)

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