【射撃部】久々の試合で、課題見つかる

令和2年度埼玉県知事賞争奪関東学生スポーツ射撃新人大会

関東学生AR・AP・SBR大会

3月25日 長瀞射撃場



花の便りと銃声が聞こえる長瀞射撃場。新型コロナウイルス対策を講じ、間隔を開け、射場内は最小人数にての開催となった。立大からはARは野邊(営2)、SBは新主将・加藤(営3)が出場。少数精鋭部隊で戦った。
「試合の感覚を取り戻す」。久々の大会にテーマを持って挑んだ加藤。スコアこそ、前回インカレで記録した自己ベスト554点に及ばず、527点だったものの、課題が明白になった。
試射の段階から自然狙点(=脱力状態下で据銃姿勢をとった際に銃口が最も安定する方向)がなかなか合わず。安定しないまま、最初の膝射をスタート。続く伏射でも「真ん中だと思ったら9点だった」と感覚と動きのずれを気にかけた。得意とする立射で持ち直したものの、膝射・伏射と流れに乗れなかった。

立射にて狙いを定める加藤(営3)

思うようにいかなかった膝射と伏射。原因は明白だという。「自分の中で自然狙点が出来ていないなかった」狙点を作る準備に時間を費やしたことをあげた。5月の大会にむけ、試合形式を意識し、時間を測って練習へ励む。課題克服に邁進する加藤は、満開寸前だ。

(3月25日 矢作峰士)

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