【拳法部】ここからが勝負!

◆日本拳法第32回東日本大学リーグ戦◆

5月11日  大田区立大森スポーツセンター

 5月11日、大田区立大森スポーツセンターにて東日本大学リーグ戦が開催された。学連選抜として戦った今大会。立教からは髙橋(現2)と大門(理4)が出場した。  「勝てなかったので悔しい」試合後、仲間に励まされながらも髙橋は涙を流した。昨年の同大会、立大は団体戦で優勝を飾った。当時の主将の姿に憧れを抱き、跡を継ぎたいと思った。しかし結果は惜敗。「あまり冷静になれていない試合が多かった」と振り返った。目標としていた得意の胴蹴りは一本決まったものの、残り少ない時間になると保守的になってしまう。次戦に向けての課題が浮き彫りとなった。
肩を怪我していた大門(理4)にとっては、半年ぶりの復帰戦。第一試合の相手は東洋大だ。自分の戦いをしっかり意識し、点を勝ち取った。しかし格上の相手、明大との第二試合。「やりたいことをやらせてもらえなかった」。怪我響き、思うように自分の身体が動かず、悔しさが残る試合となった。

学連選抜として戦う髙橋


3月に4年生が卒業し、新体制となった拳法部。上級生が少ないため、2年生以上が一丸となって1年生を指導しなければならない。高橋は「1年生も育てながら、自分も成長していきたい」と語る。次戦は6月9日のあじさい祭り。その後の全国選抜や昇段試験に向けても、ここからが勝負。これからの立大拳法部の戦いに期待したい。
(6月6日・三浦萌)

関連記事一覧