【拳法部】それぞれが挑んだ個人戦

◆日本拳法第36回高幡不動尊あじさいまつり奉納日本拳法大会◆

6月9日 高幡不動尊金剛寺五重塔ホール

梅雨に入りあじさいも見ごろを迎えた6月9日、日野市高幡不動尊にてあじさいまつり奉納日本拳法大会が行われた。トーナメント戦であった今大会、立大からは髙橋(現2)と大門(理4)が出場した。
「久しぶりの個人戦なので楽しみたい」。昨年秋の肩の怪我が完治した大門は万全の状態で試合に臨んだ。しかし体格差のある格上相手に対し苦戦。大柄な相手の特徴から胴突きや回し蹴りで攻めるという対策は考えていたもののなかなか通用しない。粘り強さを見せるも、体格差を埋めることはできなかった。だが試合を終えて、怪我の間の努力も活かせてきていることも実感。次戦以降にも期待したい。

格上相手に苦戦する大門

「ひたすらに悔しいの一言です」。試合を振り返った髙橋(現2)は、この試合得意の蹴りを封じ、突きでの一本を目標としていた。試合前半、なかなか攻勢に出ることができず一旦場外へ。再開直後、一気に前に出た高橋は狙っていた突きで見事一本を取った。しかし相手の細谷は自衛隊で、スタミナもパワーも上回る。試合後半白熱した攻防が続く中、どんどん前に出てくる細谷に防戦一方となる高橋。蹴りも繰り返し必死に反撃を試みるが、立て続けに二本取られ敗北した。
この試合の直前には1年生にちょっかいをかけていたという高橋。待ち時間が長く、試合に出ない選手は疲れてしまう。サポートしてくれてありがとう、という気持ちをこめてのことだった。6月末には個人戦の大会が控えている。次回も部員一丸となって、どんな相手にもひるまずに挑んでほしい。

突きを繰り出す髙橋

(6月18日・藤咲恵子・鷲美奈子)

関連記事一覧