
【女子バレーボール部】 全国の舞台で強豪校へ肉薄!敗戦するも、インカレに足跡を残した
♦第71回秩父宮妃賜杯全日本大学女子選手権大会♦
12月3日 対筑波大 エスフォルタアリーナ八王子
立大 1ー3 筑波大 (15ー25、21-25、25-21、17-25)
屈指の強豪らが集まるエスフォルタアリーナ八王子。秋季リーグで好成績を収めた立大は、全国の舞台へと歩みを進めた。迎えた初戦、仙台大を3-0のストレート勝ちで圧倒する。そして2回戦で対峙するのは、関東1部で3位に輝いた筑波大。スパイク賞を獲得した阿部を筆頭に、高身長の選手が名を連ねる。インカレ優勝すらあり得るこの強豪に、果たして立大は勝ち星をあげられるのか。
第1セット、先制を許すも、すぐさま増田(社4)がサーブで取り返す。「本気で勝つ気で臨んでいた」。その言葉を示すように、果敢に攻勢を仕掛ける。2度、立大の強打がラインを割り失点を喫したが、やはり攻めた姿勢で相手コートへスパイクを叩き込んだ。点差は無いとはいえ、明らかに立大が主導権を握っている状況。しかし経験値の豊富な筑波大、その展開を許さなかった。意表を突くツーアタックから、強打を警戒していた立大のリズムを崩す。主導権を奪い取り、さらに高所からくりだされる強打でリードを獲得。立大としては高橋(文2)の好レシーブなどもあったが、出鼻を挫かれる展開となった。
強打を放つ田中(社3)
迎えた第2セット。勝利をつかみ取るには、取り切りたいセットだ。増田の裏をかく軟打で先制。立大の攻めん気を見ていた筑波大は、手前に落ちる球へ手が届かなかった。続け様に増田のサーブから得点。さらには藤枝(ス1)のブロックアウトで一度に流れを引き寄せる。だが筑波大のブレイクを許し、優位にセットを進めることは叶わない。ここで痛手だったのは筑波大のブロック。高い壁を前に、点数を積み上げることができない。リードを築かれ、劣勢となった立大。大庭(ス2)のフェイントと強打を織り交ぜた攻撃で、なんとか追い縋る。17-21の状況下、相手エースが幾度も決めてきたコースを封じブロック。潮流が立大に訪れたかと思われたが、やはり打ち下ろしてくるスパイクを前に優位に立てず、21-25でセットを連取される。
点を決め喜び合う選手たち
運命の第3セット。不退転の覚悟でコートへ赴く。吉川(ス3)のサーブで先制し、良い形でスタートを切る。その後は競り合った展開が続き、8-8まで均衡が保たれた。拮抗(きっこう)した状況を破ったのは、ピンチサーバーである高倉(コ2)。斜めに助走を付けて、ボールを叩く。揺れたボールは筑波大のレシーブを乱し、得点へつなげた。高倉のサーブを起点に、一挙に5得点を獲得。耐え忍んだ立大に、光明が差し込む。相手の猛攻から一時は点が並ぶも、何度も粘り続けラリーを制した。疲弊した相手の足を止め、増田が狙い澄ましたサーブを突き刺す。続くラリーも強打で押し込み、念願のセット獲得。背水の陣で強豪を逆襲し、勝利へ一歩近づいた。
サーブを打つ高倉
落とすことのできない第4セットが始まる。立大はブロックアウトを中心に、得点を獲得していく。奇しくも第3セットと同じように、8-8まで競り合う展開に。しかしここで均衡を破ったのは筑波大。威力の高いサーブから、意表を突く軟打など、立大を翻弄する。流れに乗らせまいと吉川がツーアタックを試みるも拾われ、そのまま失点。どうにか増田のブロックアウトで連続得点を防ぎ、10-15で筑波大の足を止める。そして満を持してピンチサーバーである高倉が再登場。主導権を奪い返すべく、大量得点を狙う。緊張の1発目、見事サービスエースを決める。どうしてもサーブを切りたい筑波大、なんとかレシーブをし、攻撃へとつなげる。しかし、立大も高倉のサーブを続けたい。両校の意地のぶつかり合いの末、立大の強打が高い壁に叩き落とされ、サーブが切れてしまう。最後まで攻めた姿勢でアタックを続けたが、17-25でセットを失い、敗退した。
スパイクを決め、ガッツポーズをする永沢(ス2)
ここで引退となる4年生。主将・佐藤(済4)は、2・3年生の躍進を期待する。次の公式戦は春季リーグ。秋季で結果を残し、インカレでは強豪相手に爪痕を残した立大に、さらなる栄光が待ち受ける。
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(12月6日・尾原蓮)
♦コメント♦#1主将・佐藤
-試合の感想
目標はもちろん勝つことだったので、結果としては悔しい気持ちはありますけど、でも本当にこの1年やってきたことが報われたなと思う試合だったので、みんな頑張ってくれてよかったと思いました。
-どういう気持ちで今日の試合に臨んだか
本当に勝つ気で全員望んでいたので、なんかいい試合ができたらいいねとか、そういった甘い気持ちではなくて、本当に勝つ気で臨んでいたということが1番で、あとは本当に自分たちがやってきたことができればいいねという感じで臨みました。
-良かった点
終始全員が攻めの気持ちを忘れないで出来ていたのはとても良かったなと思いましたし、途中で僅差の状況のなかで入る子たちの活躍もすごかったので、1年間使い続けてよかったなと私も思いましたし、みんながこう結果として最後出してくれたので、すごくよかったです。
-今日の試合の雰囲気
1点を取ったら全員で喜びを爆発させて出来ていたなと思いますし、うまく切れない時もしっかりと色々修正しながら冷静に、でも盛り上げは絶対にかけさせないようにというのが1試合通してできたので、その点はよかったかなと思います。
-第3セットでの勝因は
相手の好き勝手に攻撃させなかったのがやはり良かったなと思いましたし、高さで劣るので、そこを他のサーブやレシーブでカバーできたのは良かったなと思います。
-4年生にとって引退試合となったが
今2、3年生中心のチームで、来年とかももっと強くなると思うんですけど、その過程として、1セット取れたのがこれからに繋がればいいなと思いますし、1年間でここまで来るのに限界はあったんですけど、去年すごく悔しい思いをしてきたので、そこに比べたらほんとに成長したと感じますし、すごいいい試合で終われてよかったなという思いです。


