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【アメリカンフットボール部】法大相手に今季2度目の完封負け
◆2018年度関東大学アメリカンフットボールリーグ戦◆
11月11日 対法大 横浜スタジアム
この日の立大の相手は、初戦に明大に敗れたものの尻上がりに調子を上げてきた法政大学オレンジだ。ディフェンスは大崩れしなかったものの、今シーズンの課題であり続けてきた得点力不足はそのままで、無得点に終わった。「相手のオフェンスを抑えてくれてたのに、僕たちオフェンスがスコアできなかった。敗因はそれでしかないですね」。気迫あふれるパスキャッチでスタジアムを沸かせた副将のWR#80河本航太郎(コ4)は、力なく話した。
ディフェンス陣はしっかり我慢し続けた。試合開始早々、立大ディフェンスの最後の砦、主将のDB#8森上衛(営4)が存在感を示した。法大のパスを奪い取り、21ydのリターン。得点には結びつかなかったが、隙あらばボールを奪いにいくという姿勢を、主将自身が打ち出した。「ディフェンスを評価するとしたら、わりと粘ってた感じかな」。森上は関西人らしい言い回しで表現した。第1Qの終了と同時に先制タッチダウン(TD)を奪われ、第2、第3Qにフィールドゴール(FG)を1本ずつ決められた。森上の言う通りディフェンスは粘っていたが、オフェンスが法大ディフェンスを崩せない。
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第1Qにインターセプトを決め、リターンするDB#8森上(中央)
「相手を過剰に意識しすぎて、パスのタイミングや精度が悪くなった」と、QB#3若狭彰吾(社3)。焦りが出始める。若狭は25回パスを投げて10回の成功にとどまり、三つのインターセプトを食らった。今シーズン2度目の完封負けを喫した
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立大オフェンスはディフェンスの踏ん張りに応えられなかった
(12月4日・三浦萌)