【ソフトテニス部女子】関東学生大学対抗戦2日目!インカレ控えメンバーが躍動

◆令和4年度関東学⽣ソフトテニス⼤学対抗競技⼤会◆

1030日 国学院大淵野辺キャンパス

≪1日目の戦評はこちらから≫

心地よい秋晴れの中、2日目が行われた。2面展開で行われた準々決勝は国学院大Bと激突。前日に引き続きペア編成を変え、来シーズンを見据え新たな可能性を探る。試合は1次戦で2・3番手が倒れると、寺川(文2=昇陽高)・若林(現1=文化学園大杉並高)がG3-1からファイナルゲームに持ち込まれ敗戦。ベスト8敗退となった。

フォアストロークを繰り出す寺川

1番手に寺川・若林の雁行陣ペアが登場。第1ゲームを先取すると、後衛・寺川のシュートと前衛・若林のコースを突いたショットで得点を重ねていく。最後まで先に仕掛ける強気の姿勢を貫き、勝利を挙げた。一方、インカレ個人戦と同じ編成となった後衛・佐藤(理2=安積黎明高)、前衛・赤城(法3=相洋高)ペアは、G3-3に持ち込むも最終ゲームで競り負けた。

ボールを見据える黒沢(現2=札幌龍谷学園高)

2勝目が欲しい場面で立大の3番手は後衛・黒沢、前衛・金(コ4=東北高)ペア。ミスが続き第1ゲームを0で落とすと、相手のペースで試合が進む。「緊張してるのかな~(笑)」(黒沢)。チャンスボールをネットするなど、精彩を欠きG1-4で敗戦した。

立大の勝敗は、寺川・若林ペアに託された。ペアは異なるものの、共に1日目は負けなしの2人。立ち上がりは上々だった。2ゲームを先取したものの、第2ゲームは8度のデュースにもつれた。ここから好調の2人にミスが目立ち始める。なんとかG3-1と王手をかける。しかし、その後相手の好プレーに押されG3-3に。最終ゲームは互いに譲らぬ展開が続くも、決定打に欠け惜敗した。

寺川を見つめる部員たち。出場メンバー以外の部員も2日間声援を送った

表彰台入りを逃したものの、収穫は大きい。インカレ団体こそ出場を逃したものの、事前合宿の選抜メンバー・寺川は冷静な判断と力のあるシュートが光った。また、同じく事前合宿メンバーの若林も、どのペアでも安定してチャンスボールを決めた。今シーズンの試合は残りわずかとなったが、来季以降に向け絶好のアピールになったに違いない。

(11月15日・安倍のぞみ)

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