【バスケットボール部】2連勝で入れ替え戦勝利!2部残留を決めた!

◆第101回関東大学バスケットボールリーグ戦2部◆

11月5日 対埼玉工大 駒沢オリンピック公園屋内球戯場

立大 78―66 埼玉工大(17―20、14―20、25―16、22―10)

入れ替え戦2戦目。昨日、終盤まで一進一退の展開が続く白熱した第1戦を見事に勝利し、勢いそのままに2連勝を目指す立大。前半は相手にペースを握られ苦しい時間が続くが、最後まで粘り強く戦い、逆転勝利で2部残留を決めた。

1Q、試合開始後いきなり3連続得点を許す厳しい立ち上がり。しかし和太(コ3)のミドルシュートを皮切りに持ち直していく。佐藤(ス3)のインサイドからのシュートなどで確実にネットを揺らすも、相手の留学生を中心とした攻撃を止めきれず、失点を重ねる。昨日の試合を彷彿とさせるような点の取り合いが続き、17―20で最初の10分を終えた。

2Q序盤、第1Qとはうって変わって立大のシュートが精彩を欠く。7分を消化し、あげた得点は佐藤の3Pのみ。相手に一時15点差をつけられる大幅リードを許してしまう。しかし、残り3分から田中(法3)の八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍により点差を縮めた。内・外と多彩なシュートを3連続で沈め、極めつけはファウルをされながらレイアップを決め、バスケットカウントをもらう。しっかりとフリースローを入れ、わずか3分の間に個人で10得点をあげた。終盤の猛追により一桁ビハインドで前半戦を終え、希望をつないだ。

3Q、中盤までお互いに得点を決めあう一進一退の攻防が続く。終盤にかけ追われるプレッシャーからか、相手のファウルが増え始める。点差を縮めるために何としてもフリースローを入れたい立大。観客席からのヤジや掛け声にも集中を乱さずしっかりと決めた。徐々に流れをつかみ、3点差まで追い上げる。残り時間わずか、山下(ス2)がコート左端から放った3Pシュートは綺麗な放物線を描き、値千金の同点ブザービーターを決め試合を振り出しに戻した。

運命の4Q、立大のディフェンスリバウンドが冴えわたった。相手の留学生に対しても決して臆さず、立て続けにリバウンドを制す。攻撃面でも留学生の高く強いディフェンスをものともしない。佐藤のインサイドからのプレーが猛威をふるい、得点を重ねる。山下・常陸(法3)の3Pシュートも効果的に飛び出し、12点差をつけ、勝利を告げるホイッスルが体育館に鳴り響いた。

リーグ戦は全敗という悔しい結果に終わってしまったが、入れ替え戦では攻守が噛みあい2連勝。来シーズンは立大の強みを発揮し、上位進出を期待したい。

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 (11月6日・柏木三四朗)

◆コメント◆ #24 佐藤拓海選手

-今日の試合を振り返って

本当に嬉しいです。このチームで我慢してきて、(リーグ戦で)22連敗して、こうやって最後に2連勝することができて本当に嬉しいです。

-相手チームの印象

3部リーグでは1位で、去年も試合をしていたので、凄く強いという印象がありました。

-チームのよかった点

リードされている展開でも我慢してディフェンスできていたところがよかったと思います。

-ご自身のプレーについて

昨日の試合で不甲斐ないプレーをしてしまい、今日は強気でラストの試合に臨もうと決めていたので、それを発揮することができて本当によかったです。

-2部残留について

来年は今シーズンのような悔しい結果にならないよう、最初から自分たちの強みを出すことができればいいなと思います。

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