
【陸上競技部】 箱根路連続出場へ!予選会エントリーメンバー14人に直前インタビュー②
昨年度、予選会1位通過を果たした立大。4年連続となる箱根本選出場、そして全日本大学駅伝での2年連続シード権獲得を目指し、選手たちはこの夏も厳しい合宿に励んできた。今年も江戸紫のユニフォームが箱根路を駆け抜ける姿を見られるのか。予選会を前に、出走選手にインタビューを行った。

ガッツポーズをする鈴木(営2)
鈴木愛音(城西大城西・東京)
◆自己ベスト◆
5000㍍:14′07″63
10000㍍:29′49″15
ハーフマラソン:64′20″
◆インタビュー抜粋◆
―夏合宿の感想
直前までけがをしていて夏合宿から本格的に合流する形となったのですが、その中でもけがを再発することなく順調に練習を積めたので良かったと思います。
―夏合宿で1番効果的だった練習
故障していた時は練習を積めなかったので、心臓に負荷をかけることができるスピード練習が良かったと思います。
―けがをされているとおっしゃっていたが、今のコンディションはどうか
本調子までとはいかないのですが、状態は戻ってきたので順調だと思います。
―自身の走りの強み
動きの大きいダイナミックな走りだと思います。
―チームの雰囲気
上下関係があまり強くないというのが特徴だと思います。みんな仲が良いです。
―個人で1年間取り組んだ練習
補強をメインで行っていて、特に体幹に焦点を当てました。
―体幹メインの練習で走りに良い影響が出たことはあるか
身長が比較的高い分体力が必要になるので、体幹を鍛えることによって安定した走りができるようになりました。
―予選会での目標
けがをする前のレースがおよそ半年前で今回が復帰戦になるため、チーム5番手以内で走ることです。
―今回は去年よりも2人増えて同学年は4人エントリーされているが、それについてはどう思うか
去年は僕と山下(観2)の2人で僕らの学年を引っ張っていくという立ち位置だったのですが、夏合宿あたりから本宮(営2)と田丸(ス2)が力を付けてきて、層が厚くなってきて良いと感じています。
―予選会で意識している選手はいるか
立大の中では同じ学年、特に山下を1番意識してると思うのと、他大の場合は、僕の高校の同期の明大にいる土田が気になっています。
―全日本大学駅伝での目標
個人としては今は走ることが難しい立ち位置にいるのですが、やはり2区を個人的には走りたいと思っています。理由としては2区が各校のエース級が集まるので、自分の力を試したいという思いがあります。チームとしては前年度を変わらずシード権獲得というのを目標にしています。
―意気込みを一言
予選会はチーム内での個人順位を5番手以内で走ること、全日本大学駅伝は2区を走り、区間1桁代を目指します!

ガッツポーズをする永井(コ4)
永井駿(九州学院・熊本)
◆自己ベスト◆
5000㍍:14′06″74
10000㍍:28′51″30
ハーフマラソン:64′41″
◆インタビュー抜粋◆
―夏合宿の感想
4年間で一番練習を積めたと感じています。昨年までは途中で故障していてなかなか継続した練習の積み重ねができなかったのですが、4年生になって疲労や体の状態としっかり向き合えています。今は良い調子で来ているので普段の練習から見ても前回の箱根駅伝よりもかなり良い体の状態で来ていると感じています。
―自身の走りの強み
ここ一番の集中力だと思います。
―個人として1年間取り組んだこと
箱根駅伝からの1年間、昨年は4年生の後ろを付くだけで4年生に甘えていた部分があったのですが、自分が最上級生になりチーム引っ張る立場として生活から練習までお手本にならないといけないと感じていたので、練習では積極的にチームを引っ張ったり、私生活では下級生としっかりコミュニケーションをとってチームを和ませたりして、チームの潤滑油・橋渡し的存在になれるよう取り組んできました。
―具体的に自身で意識していること
私生活の部分が大きいと思っています。自分が一番力を入れているのは、毎朝行う掃除です。4年生が背中で見せれば後輩たちもついてきてくれると思います。これは自論ですが競技だけやっていても駄目だと思うので、生活からしっかり向き合うところを後輩に見せられればと思って、人よりも掃除は頑張って寮を清潔に保とうと思っています。
―予選会の目標
チームとしては、まずは本選に向けて予選会10位以内でしっかり突破することはマストです。それに向けた個人の目標は、全体50位以内で走ることと、1年生以来の予選会となるので、順位でもタイムでも1年生の自分は大幅に更新したい思います。
―1年生以来の予選会ということで、間が空いていることへの不安はないか
練習もしっかりできている状態で1年生の時よりも確実に力をつけてきています。3年ぶりになるのでフレッシュにチャレンジする気持ちを忘れずに攻めていきたいと思います。なので、不安はあまりないです。
―全日本大学駅伝の目標
チームとしては2年連続のシード権獲得。個人としては、区間の志望はないですが、任された区間をしっかり区間1桁で走り切って次の走者にタスキをつなげられたら良いなと思います。
―意識している選手
高校時代の同期がいろいろな大学から出るので負けたくないと思います。
―箱根駅伝を走っての課題
久々の駅伝かつ、23㌔とハーフマラソンよりも2㌔長く、かなり未知の世界だったのですが、その2㌔長くなったことに対応できなかったことが課題だったと思います。根本的な練習量・スタミナ不足だと思ったので、しっかり継続してトレーニングを行うようにしました。
―予選会の意気込み
まずはチームの予選突破に貢献することを念頭に置いて、それができれば個人順位もついてくると思うので、まずは自分の役目を全うしたいと思います!
(10月9日 取材・編集/渡邉公実子、横田侑奈、川﨑亜湖)