
【ホッケー部男子】公式戦初ゴールで開幕2連勝をつかむ
◆2025年度関東学生ホッケー秋季リーグ◆
9月21日 対成城大 駿河台大学ホッケー場
9月の後半に入るも日差しが照りつけ夏の終わりが見えない中、秋季リーグ第2戦を迎えた。対するは春季リーグで勝利を収めた成城大。第3Qに得点をし、その1点を守り抜き開幕2連勝をつかんだ。
試合開始直後、相手にPCを与えいきなりピンチを迎える。しかし粟国輝(営4)と布川(ス3)のディフェンスにより無失点に抑える。その後3分と5分に立て続けに相手のサークル内に入りチャンスを演出するも無得点となり、その後は一進一退の攻防が続く。しかし開始10分には今試合初のPCを奪い、その後2回PCアゲインを獲得する。しかし相手ゴールキーパーに阻まれ、後半は立大が流れをつかむも無得点のまま終えた。

パスを出す長井(済4)
続く第2Q。序盤から互いにシュートを打ち合うが思うように得点が決まらない。中盤も田中(済1)や本間(済4)のパスから攻め込む場面が何度か見られたが相手ディフェンダーの必死の守備で無得点に終わる。終盤の13分には相手に攻め込まれるもゴールキーパーの宮脇(文3)が防いだ。直後にPCを獲得され再びピンチを迎えるものの、ここも宮脇が防ぎきり、0-0のまま第2Qを終えた。

ボールを打ち込む布川(ス3)
ハーフタイムを挟み迎えた第3Q。先制したい立大は早速荒川(社3)と粟国輝が攻めPCを獲得する。ここは得点にはつながらなかったが、その後も立教が攻める局面が続く。そして7分にPCを獲得すると藤波(社4)のあげたボールを山田(済3)が繋ぎ須崎(社4)が放ったボールは見事にゴールへ。先制し、ついに均衡が破れる。その後は両校無得点のまま終えた。

得点し喜ぶ選手たち
勢いそのままに追加点がほしい第4Q、開始1分と3分に須崎と山田のパスで相手サークル内に入るも相手ディフェンスに阻まれ無得点。その後は相手に攻め込まれる展開となる。5分と7分に立て続けに自陣サークル内に攻め込まれ、9分にはPCを獲得される。ディフェンス陣がなんとか防ぎ無失点に抑えた。宮脇から「ととのえろ」と指示が飛び、試合終盤は攻めに転じる。残り1分半になると相手はゴールキーパーを下げて攻勢を強めるも防ぎ、無失点で試合終了となった。

ドリブルをする荒川(社3)
今季でラストイヤーとなる須崎の公式戦初ゴールが殊勲の決勝点となった。次戦の相手は昨季まで1部に所属していた日体大だ。勢いそのままに開幕連勝を伸ばし2部優勝・1部昇格に期待が高まる。
(10月1日・藤本直太郎)
◆コメント◆決勝点をあげた須崎選手
——今日の試合の感想
やっぱりなっていうところが一言目に出るんですけど、今回は僕が点を取れると思っていたので、自分を信じてここまでやってきて良かったなって思います。
——チームの雰囲気
もうちょっと快調に1点を取れるかなという風に驕り高ぶっていたところはあったので、1点しか取れなかったので、後半結構焦ってきているところはあったんですけど、なんとか追いつかれずに勝ち切れてよかったなと思います。
——本日の作戦
今日は大まかに言うと点を取ろうっていう作戦だったんですけど、点を取って失点を防ごうという作戦でやっていました。
——前半を0-0で終えた後のハーフタイムでの会話
自分たちの練習を信じて、このままの勢いを持って点取りに行こうという話し合いをしました。
——シュートを決めた感想
今4年生なんですけど、初めてのゴールでなんかもう何も考えられないという気持ちが1番大きかったです。
——1点リードで迎えた第4Qでどんな気持ちだったか
やっぱその1点を追いつかれないように頑張ろうというよりかは、もう1点取ってやろうという前向きな姿勢で臨めたかなという風に思います。
——次の試合に向けての目標
次の試合が4週間後で、日体大っていうすごく強い相手なので、そこに負けないようにしようじゃなくて、勝てるようにという前向きな気持ちで4週間しっかり練習していきます。
——4年生でラストイヤーに対する意気込み
1番はこの4年間の締めくくりとして楽しく終わりたいなというのがあるので、なんか試合中結構ギスギスすることとかもありますが、楽しく最後終われたらなと思います。