
【ホッケー部男子】秋季リーグは白星発進!2部優勝へ好調スタート
◆2025年度関東学生ホッケー秋季リーグ◆
9月7日 対武蔵大 大井ホッケー場メインピッチ
厳しい残暑が続く中、秋リーグが開幕した。初戦の相手は春リーグ6位の武蔵大。第1Qから得点を重ねリードを保ったまま快勝し、幸先の良いスタートを切った。
始まった第1Q、試合は武蔵大側のコートで繰り広げられた。序盤3分、立大がPCを獲得。田中(済1)がシュートを決め先制点を挙げた。その後も攻めの姿勢を見せ続け、開始7分にもPCを得る。居原田(法4)から長井(済4)へとパスが渡るが、得点には繋がらなかった。開始10分過ぎには武蔵大にPCを与える場面もあったが、立大の強固なディフェンス陣がゴールを守り切り、得点を許さない。開始12分、本間の鋭いボールが守備を突破しゴールネットを揺らし追加点を奪取。2点リードで第1Qを終えた。

肩を組む選手たち
続く第2Q、開始直後に早くも立大がPCを獲得。シュートを放つが惜しくもキーパーに防がれる。しかし防がれ弾いたボールをすかさず荒川(社3)が取り、ゴールネットにイン。立大は連続で3点目を決めた。ラスト5分、武蔵大にボールをとられゴール付近まで攻め込まれる。相手の行く手を阻む選手はほとんどおらず失点のピンチを迎えた。しかしここで田中がカバーに入り、見事なディフェンスで危機を救った。残り3分、粟国輝(営4)がシュートをするが惜しくもゴールには入らず、3-0で前半戦を終了した。

ボールを追う布川(ス3)
後半第3Qは拮抗した戦いが続く。開始7分、相手にPCを取られるが、立大の守備が光りゴールを守り切った。その後も両者攻め続けるが得点には繋がらず、点数表は変わらないまま、第3Qを終えた。

笑顔を交わす川本(営2=写真左)と居原田
まだ点を重ねたいラスト第4Q、開始早々PCとなる。居原田から山田(済3)へとパスが繋がるが得点には至らなかった。開始5分、次は武蔵大のPC。立大としては何としても失点は防ぎたい場面である。相手が打ったボールはゴール中央を突いたが、立大の守備陣が冷静に対応し、失点を防いだ。続く展開でも果敢な攻めを見せるが、得点には繋がらず、会場には部員たちの「もう一度決めよう」の声が響く。そして開11分、立大のPCとなり得点獲得のチャンスがやってくる。粟国輝が放ったボールを山田が受け止め、宮丸がゴールに向かって一直線にシュート。惜しくもボールはキーパーによって止められ得点には至らなかった。終盤に入っても両チーム一歩も譲らぬ展開が続き、立大は粘り強い守備で相手に点を許さない。最後まで集中力を保ち、武蔵大の攻撃を封じ込める。見事無失点で試合を締めくくった。

ボールを打つ古谷(済3)
初戦で得た手ごたえを胸に、粟国世代は悲願の2部優勝・1部昇格へと歩みを進める。彼らのラストシーズンは、確かな一歩と共に力強く幕を開けた。
(9月19日・横田侑奈)
◆コメント◆主将の粟国輝選手
―今回の試合の感想
初戦だったので絶対勝ちたいと思っていたのと、春リーグの1戦目は負けてしまったので今回は同じ轍を踏まないというか、勝ってスタートしたいという思いがあったので、率直にすごくうれしいです。
―武蔵大戦の対策
ディフェンスが強いチームで、ボールを浮かせたり強いボールを打ってきたりするチームだったので、後ろで構えてボールをしっかりとることとプレスするという風に自分たちからプレッシャーをかけていくという2つを意識して練習しました。
―今日の良かったところと反省点
良かったところは最初から立教らしさという雰囲気を作ったところと、アグレッシブに前から攻めることができたので、そこはチームにはまったかなと思いました。一方で悪かったところは後半1点も決めることができなかったので得点力は磨いていきたいなというところと、相手にパスカットされることがあったのでそれは特に避けたいと思います。
―次の成城大戦に向けて
先に3戦目の話をすると強い相手・日体大なので、2戦目は勝たないと厳しいだろうなというのは多分全員分かっているので、ここも結果としては勝ちを持っていくというのがまず1つあります。あとは、自分たちのペースに持っていくというのがキーポイントだと思うので、それができたら勝てるみたいなところがあると思うので、全員で勢いに乗りたいと思います。
―今シーズンの目標
これはもう2部優勝1部昇格です!あとは、春リーグと変わらず全員主役・全員脇役みたいなことを言ってたりするので、全員が当事者意識をもってかかわっていけるようにしたいと思います。