【ハンドボール部】相手GKの好セーブに阻まれ連敗を喫する

◆2023年度関東学生春季リーグ戦◆

4月23日 対日大 国士舘大学多摩キャンパス体育館

今季3戦目の相手は、昨年度秋季リーグ戦で勝利した日大。なんとしても勝ち星をあげ、連敗を防ぎたかったが、相手GKの好セーブに何度も好機を阻まれる。後半には松川(コ3)の速攻などで得点を決め一時は盛り返すも、逆転には至らなかった。

飛び上がりゴールを狙う平田(コ3)

序盤は一進一退の攻防が繰り広げられた。先制点を許すも、青木(コ2)が速攻のチャンスを冷静に決め、すぐさま追いつく。開始5分には松川が巧みな動きでファールを誘いつつ得点も決めるなど、立大ペースかと思われた。だが直後に相手も3連続得点を決め、食い下がる。開始16分で9ー9と、両者一歩も譲らぬ接戦が展開された。しかし前半の中盤を過ぎると立大攻撃陣に暗雲が立ち込める。平田や松川のサイドシュートを中心に攻め立てるも、相手GKの好セーブに苦しめられ得点が決まらない。チャンスをモノに出来ない中、相手は猛攻を仕掛け得点を重ねてくる。そのまま点差は開いていき、5点のビハインドで試合を折り返した。

サイドシュートから得点を重ねた松川

巻き返したい後半だったが、依然ペースをつかんでいたのは日大だった。強固なディフェンスを前に、強みである堅守速攻を発揮出来ない。一時は13点差にまで開き、苦しい展開となった。しかし誰一人諦めずに攻撃を仕掛け続ける。19分に平田の強烈なポストシュートで得点すると、流れは一気に立大へ。交代で出場したGK阿部(文2)のスーパーセーブからの速攻で得点を重ねていく。途中出場の選手が重い空気を断ち切り、攻勢を仕掛ける転機となった。このまま勢いに乗り反撃といきたかったが試合終了。逆転することは出来ず、悔しい結果となった。

この敗戦を受け、リーグ戦未勝と苦しい状況に追い込まれた立大。しかし主将・三谷(営4)は「とにかく全員で前を向く」と気持ちを切り替える。次週ぶつかるのは、昨年度秋季リーグ戦で勝利を挙げた東海大。負けられない一戦へと臨む。

(4月23日・熊谷光洋)

今季7Mスローを投げる江幡(観4)

◆コメント◆ 主将・三谷

ー試合を振り返って
前半最初は上手くいっていたのですが、何本か仕留められるところを決め切れずに点差が離れてしまった。後半からも得点力のなさ、チームの組み立て方が悪くて流れを変えられなかった。流れを変える選手もいなかったから課題の多い試合になりました。

ー後半の20分あたりから反撃に転じていたが
1番底まで落ちていたけど、そこでやっぱり出来ることをすることが大切かなと。リーグ戦もあと6戦あるので、やれることをやるという意味では良かったと思います。声掛けとか戦術を理解して出来ていたのでそういった部分では上手く切り替えることが出来たのかなと思います。

ーチーム内で話し合ったことは
立教にとって悪い試合が3戦続いたので、とにかく前を向けと。あとは上級生から積極的に引っ張っていかないとダメだなと。4年生が引っ張るということは見えない精神的な所が本当に大きくなると思うので、意識してやっていこうと思います。

ー次戦に向けて
まずはこんな3戦して、選手も苦しいと思うけど、自分含め上級生が前を向くということを意識します。課題がたくさん出たので、そこを修正して次勝てればと思います。

決意を語った主将・三谷(写真中央)

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