【バレーボール部】秋季リーグ第二試合!一進一退の攻防を繰り広げるも、あと一歩届かず

◆2025年度秋季関東大学バレーボールリーグ◆

9月7日 対亜細亜大 立正大学熊谷キャンパス

秋季リーグが開幕し、2戦目は亜大と対戦した。初戦は山梨大に惜しくも敗れたため、なんとかここで初勝利を掴みたい立大。下級生を中心に序盤から多彩な攻撃を繰り広げ、一進一退の攻防が続く。試合はフルセットにもつれ込み最後まで油断の許されない緊張感に包まれるも、終盤にミスが連なり勝利を逃した。

 

立大の勢いのあるサーブで幕を開けた第1セット。序盤は3連続ポイントを奪い、順調な立ち上がりを見せた。攻撃では関原(ス1)が鋭いスパイクを次々と決め、得点源として存在感を発揮。しかし中盤に入ると相手に逆転を許す。その後も相手の素早い攻撃に苦しみ、先制を奪われた。

 

レシーブをする関原 

第2セットも開始早々拮抗した展開となる。強烈なスパイクで得点を重ねる一方、相手の鋭いスパイクに苦しみ点差はなかなか開かない。しかし中盤で坂田(済2)がブロックとスパイクで連続得点を挙げると流れは一気に立大へ。粘り強いラリーから着実に得点を積み重ね、主導権を握ったまま見事このセットを奪い返した。

 

続く第3セットも立大のスパイカー陣が次々と得点を重ねていく。勢いに乗った立大は相手の強烈なスパイクに苦しむ場面もあったが、安定感のある攻撃を維持する。中盤ではブロックアウトを誘い巧みに攻撃を仕掛けると、相手のミスも重なり流れを引き寄せた。さらに角田(ス3)がサービスエースを放ち、その後もサーブで相手レシーブを崩して得点を重ねる。一気にリードを広げ第3セットを制す。

 

このまま勝ち切りたい第4セット。序盤から相手のスパイクに押され、なかなかペースを掴めない。亜大が先に10点台に乗るも、ここで角田の攻撃が存在感を発揮。ついに逆転に成功する。そのまま立大が20点台に到達し、試合の主導権を握ったかに見えた。しかし4セット目にして疲れが見え始めた立大。セットポイントを先取するもミスが続きついにデュースへ。張り詰めた空気の中、相手のオーバーネットによりマッチポイントを迎えた。しかし決定打を奪えず再びディースに持ち込まれる。互いに一歩も譲らずディースが繰り返されたが、最後は立大の連続ミスでこのセットを落とす。勝負の行方は最終第5セットにもつれ込んだ。

スパイクを打つ角田

なんとか勝ちを納めたい最終セット。立大サーブから始まり強烈なスパイクでリードを奪い、勢いを見せた。しかしここでも相手の力強い攻撃に苦しみ、10点目で同点に追いつかれる。その後も立大のミスが重なり、最後までリードを取りきれずファイナルセットを落としてしまった。

 

最後まで目が離せない戦いをみせた秋季リーグ第2戦。エースたちの活躍が光ったものの、惜しくも勝利には届かなかった。今回の試合で明らかになった課題を次の試合に活かし、次戦こそ白星をあげたい。

 

(9月7日・渡邉京佳)

 

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