【ラグビー部】2025年関東大学対抗戦 直前インタビュー

主将・白石選手(営4)インタビュー

9月1日、秩父宮ラグビー場にて2025年度関東ラグビー秋季公式戦開幕前共同会見が行われた。取材会見を終えた後、立大ラグビー部を率いる主将・白石選手と、今年新たに就任した関澤監督に対抗戦への意気込みを伺った。

“今年のチームを表す漢字は?”

―今年のチームの雰囲気・始動から現在までのチームの様子について

白石:コーチングスタッフの体制が変わったことや、スローガンに「変わる、変える。」を掲げたことで、チーム全体に挑戦的な雰囲気があります。普段の練習やトレーニング、私生活では、常にベストな方法を追い求めています。

監督:夏合宿を経て、部内競争が激化し、いい緊張感を保てています。目標達成に向けて、しっかりと良い準備が出来る状態です。

 

―初戦の相手が決まっています。対戦チームの印象を教えてください。

白石:昨年の選手権のチャンピオンチームであり、全ての面でバランスの取れたチームです。

 

―初戦に向けてのチームの雰囲気、主将としての今の心情は?

白石:夏合宿が終わって、チームをより1つにして、開幕に向けて、雰囲気は高まっています。4勝という目標を掲げている中で、しっかり最後にできることっていうのを、もう一度、今まで積み上げてきたものを確認して、初戦に向けた準備をしています。

 

ー春季大会からどのようにチームが変わりましたか?

白石:そうですね。例えば春季大会の初戦で負けてしまった中央大学さんに菅平の合宿の最後で勝てたりだとか、確実にチームが力をつけているっていうのは感じていますし、春季大会でよりその1試合、1試合成長できていたのかなと思います。

 

―菅平の合宿でチームを変えるための工夫や、練習の仕方に変化はありましたか?

白石:今まで春季大会っていうのは、どちらかというと成長を目的としていて、1試合1試合、自分たちが練習してきたことを発揮して、成長しようとフォーカスしてきました。夏合宿では勝つことをシーズンに向けて練習してきましたので、その中で初戦を落としてしまいましたが、その後の3試合に勝つことを目指して、勝ちきれたというのは、対抗戦に向けてチームのいい方向に向かっていると思います。

 

―チームとして、ご自身としての最後の対抗戦にかける思いとは?

白石:自分も含めて4年生はもう最後の対抗戦で、今まで本当に悔しい思いをしてきた3年間なので、自分たちの目標を達成できるように残り少ない時間ですけど、毎試合レベルアップして最終的に目標を達成できるように、自分たちも含めてですけど、今まで支えてくれた人、スポンサーもついてくださったので、それを含めていろんな人達のために戦いたいと思います。

 

―ご自身の試合前のルーティンはありますか?

白石:リラックスするのを意識しています。普段と変わらないようにラジオを聴いたり、ご飯も炭水化物中心に摂るなど、そこまでルーティンを決めずにリラックスしています。

 

―監督から見て、春季大会や夏合宿を通してチームの変化を感じることはありますか?

監督:Aチームの試合は4試合あり、初戦こそ落としてしまいましたが、以降の試合はしっかりと勝ち切ることができたのでよかったです。そういう成果、結果を残したということもそうですし、結果が残ったことでやってきたことが間違いじゃなかったということを証明できたので、選手自身はある程度自信をつけられたんじゃないかと、自信をつけて計算することができたんじゃないかなというふうに考えています。

(メディアカンファレンスアンケートより一部抜粋)

取材に応じる関澤監督(写真左)と白石主将

(取材・今野春和、山下真央/編集・今野春和)

 

 

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