
【野球部】2025秋季リーグ直前インタビュー 4年生投手編 小畠一心選手・大越怜選手・竹中勇登選手
4年生投手3名
今春は粘りを見せながら3位という成績に終わった立大。夏キャンプは秋リーグでの優勝に向けて、チーム一丸となってコンディションを整えてきた。4年生にとっては学生最後の神宮の舞台。少しでも長くこのメンバーで過ごすべく、勢いそのまま優勝を飾りたい。
今回は今春活躍を見せた選手たちに対面でインタビューを行った。学年ごとに、優勝への思いや夏の暑さ対策に至るまで、選手の様々な面に迫っていく。
小畠一心(営4=智辯学園)
小畠 一心(おばた いっしん)・・・2003年8月30日生まれ、今一番いきたい場所・ニューカレドニア
ー春季リーグを振り返って
3位という結果に終わったのは、1戦目投げている僕の責任であるなとすごく思っていて。僕が投げて負けなければ勝ち点を落とすことがないので、責任あるポジションを任せてもらっているのに3位という結果に終わってしまったのは僕の責任かなと思います。
ー印象に残っている試合
一発目の慶大戦。1戦目の150球投げた試合で、悔しくて印象に残っているのが1番かなと思います。
ー小畠さんから見て野手陣はどうだったか
今年はいっぱい打ってもらって助けてもらってばかりだったと思います。
ーご自身の成績について
全然満足いっていなくて、5回、6回で降りる試合も多かったですし、試合を作りきれないことも何度かあったのでそれは秋に活かしたいと思います。
ーリーグ戦期間のチームの雰囲気
打って勝つ試合が多かったのですごい雰囲気はよかったですし、僕もその流れに乗らせてもらった試合も何試合かあったかなと思います。
ーこのチームの強みは
ヤンチャなやつが多いので、いけいけどんどんで1人が打てばみんなが続いていく。ピッチャーもそれに上手いこと乗せてもらっている感じはすごくあって。すごく明るくて流れがいいときはいい雰囲気でできているのでそういうところかなと思います。
ー期待の後輩は
部屋が一緒なのですが、3年のピッチャーの森本(3=福岡大大濠)ですね。勝手に期待してます。
ーキャンプで取り組んだことは
試合がすごく多かったのでこれといったことはないのですが、涼しい環境の中でやらせてもらったので、ランニングやトレーニングはこっちでやるより本数多く走れたりとか、トレーニングの量できたりとかとにかく量をたくさんできたかなと思います。
ー東北での思い出
ご飯がすごくおいしかったかな。海がすごく近かったので魚が美味しかったですね。野球は全然関係ないけど。
ー特に美味しかった料理は
魚かな。刺身がすごくおいしかったです。
ー秋リーグで対戦したい選手
ホームランを打たれた明治の内海、早稲田の徳丸はしっかりやり返したいなと思います。
ー秋リーグの個人の目標
防御率ですかね。防御率を取ればチームにもいい影響があると思うし、もちろん勝ち数にもこだわって勝ち数と防御率1位目指せるように頑張ります。
ー秋リーグのチームの目標
優勝です!
ーラストシーズンにかける思い
4年間立教で野球をやらせてもらってそういう姿をちょっとでも後輩とかいろんな応援してもらっている人たちに見せられればいいかなと思っています。
ー立教大学を選んだ理由は
僕の大学の入れ替わりの先輩に高校の先輩がいて、太田さんという方なのですが。太田さんがキャプテンとして神宮でやっているのをみてかっこいいなと思ったのが理由ですかね。
ーオールスターへの意気込み
他のいろんなピッチャー陣やジャパンに入っている選手とかとコミュニケーションを取れるかなと思うのでいいところは吸収できるように頑張りたいです。
ー暑さ対策
こまめに水分とって早く寝ていっぱいご飯食べて。当たり前のことですけど、そういうのをちょっとでもサボると試合中しんどくなっちゃうので、そういうところかなと思います。
(取材・谷姫菜香/編集・早川愛乃)
竹中勇登(コ4=大阪桐蔭)
竹中 勇登(たけなか はやと)・・・2004年1月3日生まれ、異性のタイプ・山本舞香
−リーグ戦を振り返って
春は自分が慶応戦で先発という形だったのですが、初回で崩れてしまって。その次のカードからリリーフという形になり、自分がリリーフに回ることによって熱くなった部分も あったのですが、早稲田戦であったり、明治戦でもやっぱ任されたイニングを無失点に抑えれていなかったところで 、自分がもう少し頑張っていれば優勝に近づいたかなと思っています。
−印象に残っている試合
早稲田3戦目です。野手が打ってくれて 、最後丸山(コ3=大阪桐蔭)がホーム打ってくれて決めてくれたので 、ピッチャーからしたら今年の春は本当に野手に助けられました。
−自身の成績について
ピンチで法政東大は抑えたのですが、やっぱりピンチ抑えた次の回っていうのが点取られることがあったので、今年の秋は、先発するかリリーフするかまだ決まってないですけど、任されたイニングを無失点で抑えられたらなと思っています。
−リーグ戦期間のチームの雰囲気
その代その代によって色があると思うのですが、自分たちは結構下も上も仲良くしながらやれという風な方針でやっているので。リーグ戦中でも、1 戦目負けちゃったとしても2戦目、 3戦目で勝っていけるように頑張ろうという雰囲気でやれてるのでいいかなと思います。
−新チームの雰囲気、強み
そうですね。今年は去年投げていたピッチャーが残っているので、そこは強みだと思います。逆に野手がいなかったんですけど、今年の春は経験いっぱいできたので、それは秋に繋がるかなと思います。
−期待の後輩
今年の春デビューした斎藤蓉(コ3=仙台育英)。左で 140km中盤投げられてスライダーもいいので、左バッターは打ちにくいかなと思っています。
−キャンプで取り組んだこと、成果など
今は一応先発として向けて秋やっている中で、今日は 8 回投げていたのですが、キャンプの時は 5 回投げたりとか、球数を多めに先発調整して、リリーフになったらリリーフになったでそこは今まで通りに投げればいいと思っているで、先発としてリーグ戦っていけるように準備はしました。
−東北での思い出
海鮮がおいしかったです。特に牡蠣
−秋リーグで対戦したい選手
明治の木本(4年=桐蔭学園)。アンダー15、中学校の時一緒で去年の秋にホームランを打たれているんで、まっすぐで勝負できればしたいなと思います。
−秋リーグの目標
防御率1点台で、勝利数も自分が3、4勝できればチームも優勝できると思うので、そこは頑張っていきたい。
−ラストシーズンにかける思い
もう 2 位、 3 位じゃ意味ないので、1 位になって最後自分の学年で優勝できるように頑張りたいです。
−暑さ対策
学生コーチの三宅に氷のうをつかって冷たくしてもらうことです
(取材・坂下翔梧/編集・早川愛乃)
大越怜(済4=東筑)
大越 怜(おおこし れい)・・・2003年12月19日生まれ、宝物・ウイニングボール
ー春リーグを振り返って
春リーグは3年のシーズンと違って、中継という立場でやらせていただいたんですけど。次の準備の難しさであったり、やっぱ緊迫した場面で行くことが多かったので、そこで自分のパフォーマンスを出すことができませんでした。この秋も後ろで投げることが多いと思うので、それを反省してこの秋に活かしていけたらなと思います。
ー春リーグの中で特に印象に残った試合
そうですね。早稲田との3戦目、最後丸山が満塁ホームラン打って勝った試合があったのですが、あの試合で自分が延長の場面で行って1点取られてしまい、自分の中ではやってしまったなという感じだったのですが、やっぱその後に丸山が打ってくれて。自分の中で助かったなという思いもありますし、すごい印象に残ってる試合です。
ー野手陣と投手陣の印象
今年の野手は例年に比べてすごい爆発力があるなと思ってるし、それだけ自分たちが投げてて守ってくれるのもあるし、点とってくれるっていう安心感もあるし、そういうところではすごい野手頼りになるなって思ってます。ピッチャーの小畠、竹中、吉野だったりすごい経験豊富な自分たちの学年の代のピッチャーがいるので、自分たちの4年生のピッチャーを中心に若い力も混ざってきて、今すごいいい感じなんじゃないかなと思います。
ー1年生が加わって、チームの雰囲気などは変わったか
やっぱり1年生。1年生が活躍すると、やっぱ自分たち4年生もやっぱその1年生には負けてられないなっていう気持ちもありますし、そういう場面ですごい1年生が活躍してくれてるから上級生も頑張ろうと思う多分人も多いと思うので、そういう面ではすごい1年生が活躍してくれてるのがチームにプラスになってるんじゃないかなと。
ー期待の後輩
期待の後輩はやっぱ村本(文2=大阪桐蔭)が。やっぱ打ってくれないと勝てないので、村本選手に自分は期待しています。
ー先輩という立場になって意識していること
自分が最上級生になって、なんかすごい特に意識しているとかはないのですが、やっぱり下級性が。内野が下級性多いので、やっぱその中でコミュニケーションをとったりであったり、ミスが出ることっていうのはどうしてもあるので、その時にもう1回声かけてあげるっていう部分ではコミュニケーションを下級性と取るという部分は少し意識してるところです。
ー夏のキャンプで取り組んでいること
夏のキャンプはやっぱ期間が短くて、試合も多かったっていう部分があったので、やっぱその中で自分が実践でどういう球が使えるのかであったり、逆にどういう球が実践では使えないのかっていう部分を、その試すっていう部分で、夏のキャンプは自分の中でそういう意識でやりました。最初夏のキャンプの初戦で打たれてしまい、良くないスタートだったんですけど、そのリーグ戦が近づいてきた今の時期になって、その使える球、使えない球っていう部分が分かってきて、ある程度自分のしたいピッチングっていうのができてるので。そういう部分では、夏のキャンプは良かったなと思っています。
ー夏のキャンプで楽しかった思い出
夏のキャンプ、今までは2年は最初の3日が仙台で、入ってから陸前高田に行くことが多かったんですけど、今回盛岡で入って、その、盛岡で綺麗な球場で試合できたので、それはすごい楽しかったなと思いました。
ー秋対戦したい選手
秋対戦したい選手は、慶大の真田(4年=慶應)選手と上江洲(4年=小山台)選手、早稲田大学の田村(4年=早大学院)選手はプライベートでも交流があって、仲良くさせていただいてるので、お互い最後のリーグ戦で対戦したいなと思ってます。
ー秋リーグにおける個人の目標とチームの目標
チームの目標は、自分たちが入学してから優勝することができてないので、この最後のシーズンで優勝したいという思いが1番強くて。そんな中で自分がチームに貢献できる形っていう部分をしっかり自分の中で考えながら、最後、最上級生として。自分はもう大学で野球やめるので、しっかり自分の中でも納得いくような終わり方ができるようにしていきたいなと思っています。
ー今のチームの雰囲気
昨年に比べて投手、野手も仲良くて。ピッチャーが打たれても野手が点取ってくれたり、逆に野手が打てない試合があってもピッチャーが粘って勝ちにつなげることとかが今やっぱできてるので、そういう部分ではいい状態かなと思ってます。
ー秋リーグ戦における自身の強み
自分はどちらかというと三振をそんなに取れるピッチャーではないので、逆にバッターの嫌がるところにボールを投げたりであったり、そのバッターとの駆け引きという部分を見ていただけたら嬉しいなと思います。
(取材・布山愛/編集・早川愛乃)