
【ハンドボール部】春季リーグ残り2戦。流れに乗り切れず敗戦した
♦2025年度 関東学生リーグ 1部♦
第8戦 5月18日 立大 28―43 明大 国士大多摩キャンパス
春季リーグも残すところあと2戦。入れ替え戦を回避すべく勝利したい第8戦は明大と対峙する。前半は阿部(文4)の好セーブが光り流れに乗るも、後半ではミスが目立ち敗戦した。

シュートを放つ冨永(ス3)
オフェンスから試合を開始した立大。島仲(ス3)を中心に序盤から攻めの姿勢を見せるも得点につながらない。負の流れを断ち切るため、タイムアウトを要求した。試合再開後はプレーが一転し、パスの連携がスムーズに。明大を追いかける形で得点を奪取した。青木(コ4)を筆頭に3連続得点を決め、遂に同点に追いつく。緊迫した空気の中、ラインアウトにより攻撃権を譲ってしまう。段々と開く点差への焦りからパスの精度が落ち、リードを許す展開に。結果、3点差で前半戦を終えた。

歓声に応える阿部
迎えた後半、序盤から積極的にシュートを狙うもなかなか決まらない。開始5分、明大から2人の選手がペナルティにより2分間退場。パワープレーをうまく生かし、石井(ス3)が得点を決めた。後半10分、パスミスから逆速攻を浴びる。しかし守護神・阿部がこれを見事にセーブし、観客席から歓声が沸いた。オフェンス面でも流れに乗りたい立大だったが、シュートの成功率が劣り徐々に点差が開く。その後もパスカットを受ける場面が増え、大差で敗戦した。

シュートを狙う石井
後半の得点力が原因となり黒星を喫した今試合。入れ替え戦は決まってしまったものの、最後まで戦い続ける勇姿を見届けたい。
(5月23日・渡邉仁菜、髙田莉央)
◆コメント◆ #16 阿部選手
―今日の試合を振り返って
出だしからチームとしても勢いよく乗れたのと、自分自身も思い切ったプレーができたので、とても良かったと思う。
―好セーブを連発していた時の心境
自分の体も結構動いていたので流れに身を任せてという感じで思い切ったプレーが結果につながったのだと思う。
―チームとして良かったこと
チームとしても前半少し点差をつけられたところでずるずるいかずに、しっかり点数を戻せたのがこれまでの試合と違って良かったし、後半の出だしも落ちずにいけるところまでいけたのでそこは成果だと思う。
―後半点差が開いた原因
どの試合もそうだが、自分たちのミスから戻れないような形で失点してしまっているので、終盤にかけてのプレーの精度をもう少し上げていきたい。
―最終戦に向けて
勝ちにこだわって今までやってきているので、1点でも多く点数を取って勝てるようにチームの士気をあげて頑張っていきたい。