【ホッケー部男子】豪雨の中でも輝く好プレー、臨機応変な対応で白星飾る

 2022年度関東学生ホッケー秋季リーグ 

9月18日 対武蔵大 大井ホッケー競技場

 

 まさかの黒星スタートとなった秋季リーグ戦。3部から昇格したばかりの防大に敗北という結果は、チーム全体を動揺の渦に巻き込んだ。死ぬ気で頑張ろう、と挑んだ今季2回目の試合。豪雨に見舞われるも、冷静な対応で、着実に白星をあげた一戦となった。

ドリブルで攻め込む佐藤(社3)

第1Q後半、PCからの山中(観4)のアシストで、篠崎(文3)が連続ゴールを決める。立大の強みであるPCからの得点はチーム全体を勢いづけた。続く第2Qでは、激しい雨によって試合中断が相次いだ。途中、武蔵大にPCを与えるも、川勝(コ2)がしっかりと確実にボールを止めた。

仲間にサインを送る桑原(文2)

 

雨が降りやまないまま迎えた後半。「うちは割とスクープを上げられる人たちが相手よりもいっぱいいたので、そこがアドバンテージになりましたね」と、篠崎は話す。雨の影響でボールが転がりにくくなったものの、高い技術と状況に合わせた的確な判断が功を奏した。前回の防大との試合の反省点に関して、桑原は「決め事をつくりすぎてしまった」と柔軟な判断に欠けていたことを口にしていたが、その反省を踏まえた臨機応変な対応ができていたのではないだろうか。

鋭いストロークを決める篠崎(文3)

 

第3Qでも立大はPCを獲得。桑原が混戦から抜けてゴールを決めた。途中、こぼれ玉を押し込まれ失点を許すも、最終第4Qでは佐藤も勝利に貢献。結果は4―1で立大が勝利した。

試合後、篠崎は「さすがにもう負けられない。勝利に貪欲に行きたい」と力強く語った。次戦は10月8日。因縁の相手とも言うべき東大が立ちはだかるが、今回の勢いそのままに勝利のサイクルを繋げていきたい。

(9月21日・髙橋凜)

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