
【女子バスケットボール部】勝てばベスト8!白星を飾ることはできるか
♦第59回関東大学女子バスケットボール選手権大会♦
5月1日 対国武大 キッコーマンアリーナ
ベスト8をかけて挑んだ今試合。勢いのあるチーム相手に勝ちきることはできるか。
第1Q、村上(コ4)のシュートで先制。勢いそのまま連続得点を決めた。コートを広く使い相手に揺さぶりをかけていく。新チーム発足後、磨いてきた新しい攻撃法。チームで立てた作戦が功を制し、17点差をつけ第1Qを終えた。

ゴールを狙う阿部(営1)
第2Q、得点のチャンスを作るも相手の守りに拒まれ、なかなか点が入らない。守りから流れをつかみたい立大だったが、連続得点を与え点差が縮む。しかし後半では阿部の連続シュートが決まり、14点リードで相手に流れを渡さない。
迎えた第3Q、両者点が決まらず、拮抗した試合展開が続いた。試合が動いたのは3分、主将・田平(社4)がゴール右から3Pシュートを決める。その後も相手のディフェンスの隙をつき、次々と得点を重ねた。少ないチャンスをものにし、いい流れのまま勝敗をかけ第4Qに挑む。

パスをする池口(コ4)
最終第4Q。早いパス回しで相手に揺さぶりをかける。シュートを外すもすかさずリバウンドを狙い攻撃の手を緩めない。岩見(現3)の3Pシュートを筆頭に正確にゴールを狙い、点差を引き離す。残り5分、さらにギアをあげ立大の攻撃法で猛攻を仕掛ける。下川(観1)の隙をのがさない好守備が相手の流れを阻み、得点を許さない。最後まで集中を途切れさせることなく20点差をつけ、白星を飾った。
見事ベスト8入りを果たした立大。次に迎えうつのはインカレ連覇の白鷗大だ。王者相手に食らいついていく彼女らの活躍に注目したい。
(5月1日・谷姫菜香)
♦#1村上選手インタビュー♦
―試合を振り返って
第1ピリオドの入りはすごく良くて、自分たちがやるべきこと、うまくいきすぎた部分もあったんですけど、ちゃんとできていたと思います。第2、3ピリオドになるとやっぱり継続が自分たちの中で課題であって、ちょっと点数が止まった時間帯に、その点数だけじゃなくて、ディフェンスとか守るべきところを守れなくて、点差が詰まっちゃったと思います。そこは明日からの相手だともう全然相手にならないと思うので、ここで1回引き締めてやらないとなって思います。
―どんな相手だったか
今日の相手は、正直その予想していた相手とは違うチームが来たからこそ油断はできないと思って、留学生もいますし。下から上がってきたので、勢いがあるチームだなとは思っていました。
―前半うまくいった点はどんなところか
今新しいオフェンスをやっていて、ミスマッチアタックって言って、大小をついてるところを中で狙うか、スピードでやるかっていうので、優先順位を決めてやるっていう話でした。第1ピリオドは優先順位が決まっていて、できたんですけど第2ピリオドからはどっちにするか迷っちゃって、オフェンスが停滞した理由の1つかなって思っています。
―優先順位を決めるのは新チームになってから意識的にやり始めたのか
そうですね。やっぱり前のオフェンスとはがらりと変わっているので、選手も混乱しているところはあると思うんですけど、やるしかないのでやってる感じです。
―今日の試合で出た課題は
今日の課題はとにかくディフェンス、守りの部分でどれだけ点数をとってもやっぱり守れてないと追いつかれてしまうので、ディフェンスは課題だなって思います。
―次戦の意気込み
高校の頃、同じチームだった人がいて。同期なんですけど、同じポジションでマッチアップするので、私はここにかけてるつもりでいきます。
―チームで頑張りたいこと
チームとしては自分たちでちゃんと話し合って、1番いい最善策を見つけて、監督の言うことも聞くんですけど、自分たちでちゃんといいオフェンスを決めてできたらなとは思います。