【クローズアップ】対談企画~立教新時代を築く選手たち~サッカー部 嵯峨康太・フェンシング部 橋本祥英 ①~立教大学について~

今年で立教大学は150周年。この企画では節目の年をけん引するアスリートたちを対談させていく。第2弾は主軸になりつつある3年生2人に迫った。(このインタビューは2024年5月10日に行われたものです)

♦対談選手① 嵯峨康太(営3=サッカー部所属)

小学校時代はマリノスユース、高校時代は三菱養和SCのユースに所属。前立大監督の池上氏の影響もあり、立教大学に進学。主戦場はボランチで、攻撃のアクセントを加えられる選手。1年生の時からレギュラーに定着すると2年次には10番を背負った。今季はここまで9試合2G1Aを記録している。

♦対談選手② 橋本祥英(済3=フェンシング部所属)

小学校から大学まで立教に所属。昨年のアジアジュニア・カデ選手権大会で優勝し、今年エペで出場したチームリーグ戦で14年ぶり昇格の立役者となる。また弟の橋本雄偉(法1)も立大フェンシング部に所属し、2人の活躍を家族総出で観戦するなど熱狂的なフェンシング一家だ。

♦選手自身について♦

―2人の趣味や特技

橋本:最近はピアノ弾くことが好きです。時間があればピアノの練習をしています。

嵯峨:自分はサウナが大好きで、試合後とか友達とサウナにいたりしてます。

―ピアノは何を弾いていますか?

橋本:好きな曲で、例えば最近弾いている曲は 戦場のメリークリスマスです。とにかく大好きで。

―(嵯峨に)戦場のメリークスリスマスを知っていますか?

嵯峨:曲は知っている程度です。原曲知っていて、最近テレビつけたらやっていて、それで映画自体をちょっと見ました。

―サウナはどれぐらいの頻度で行きますか?

嵯峨:サウナは週1で行けたらいいなと思っています。試合前とかに行くと塩分が抜けるので逆に体重くなるから、試合の後とか練習の後とかに行っているので週1くらいですかね。

―(橋本に)サウナとか行っていますか?

橋本:大好きですよ。週2とか行く時もあります。

―サウナ入るとどういう気持ちになれる?

嵯峨:どうでもよくなれます。ぼーっとするから全部忘れられます。

―最近のマイブームは

嵯峨:ネトフリでコナンの映画を色々結構コナンが好きだから、最近コナンの映画もあって見に行って、netflixで見ています。

橋本:俺はジョジョかな。ジョジョの漫画を読みます。

嵯峨:ジョジョ分からないです。ジョジョすごく好きな友達いて、高校の時写真で絶対そのポーズをします!

―今年のコナンは見ましたか?

嵯峨:見ました。

橋本:見てないです。

嵯峨:じゃあ全部ネタバレするか(笑)今年は難しくて、一概に犯人こいつと言えません!

―1日の生活において欠かせないことってなんかありますか?

橋本:朝シャン(朝シャワー)です。

嵯峨:朝シャン。朝シャンをしないと一日が始まりません。

―逆にしなかった日はどうですか?

橋本:本当に憂鬱です。

嵯峨:スタートの合図みたいな。

橋本:遅刻した日はもうやばいです、一日。遅刻してでもするかもかも。ちゃんと時間間に合う時より、朝シャンして遅刻した時の方がQOL高いです。欠かせない時間です。

嵯峨:いや、割と移動中に音楽聴くのが好きで。イヤホンたまに忘れると鬱になります。

―特に何を聞いていますか?

嵯峨:洋楽も好きだし、 お兄ちゃんとかと結構曲の話をするので、洋楽も好きだし、最近は割とヒップホップも聞いています。

―結構いろんなジャンルの曲を聴いていますか?

嵯峨:これいいなと思ったら追加します。

―(橋本に)音楽をよく聞きますか?

橋本:とても大好きです。洋楽も好きだし、K―POPも好きだし、J―POPも聞くし、いろんなジャンルですね。

―ピアノは楽譜見ながら弾きますか?

橋本:楽譜を見ながら弾きます。

♦大学生活について♦

―3年間立教大学に通っていて、立教大学選んだ理由や、通ってみての感想を教えてください

 

橋本:高校から大学に進学する時に多くの選択肢がありました。でも立教を選んだのは、小学校から立教で、いろんなお世話になった人もいるし、その方々に恩返しをしようっていう意味も込めました。

フェンシング部に特化した話ですけど、結構他の大学と比べて自由が効くのが立教のカラーで、 個性がみんな強い人が集まっているから、縛ろうとすると上手く統制できないです。でも逆に自主性を持っているので、自分たちで考えて色々練習を組んだりとか、メニュー作ったりとか、練習時間組み立てたりとかっていう風にしているのが立教の良さだと思います。

 

嵯峨:高校3年生の時にサッカーで大学行こうって思っていて、 高校3年生になる直前に、立教のサッカー部のその総監督の人が結構試合見に来てくださり、声かけてくれました。色んな大学に練習参加したりして決めますが、その中でも1番最初に声かけてもらったのが立教です。

当時関東2部にいて、 関東1部で将来的にやりたいなという気持ちと、練習参加した時に全員が主体的にやっていて、自分たちから熱量を持ってやってやるっていう感じが、本当にみんなサッカーに対して愛情を持っているなと感じました。

ここの環境だったら関東1部にチームとしてもなれるし、将来的にプロになりたいと考えた時に、自分を磨ける良い4年間にできると考えて選びました。

入ってみては、1人1人が主体的にやってうるから、本当に成長しているなと毎日感じます。自分は小学校4年生からJリーグの下部組織入っていて、中高ってクラブチームでやっていたので部活自体が初めての経験で、クラブチームは1学年10人とか15人で3学年みたいな感じだったから、少人数でしたが、大学で色々なバックグラウンド持つ選手と会えたから、 そこで自分のサッカーに対する考え方が広がりました。サッカーといえばこうだっていうような固定観念的なのを持っていましたが、良い意味で崩されて、サッカーに対する視野が広がったっていうのは入ってから1番の収穫だと思う。

 

―学業とスポーツの両立で大変なことはありますか?

 

橋本:とても大変です。自分は部活ともう1つ違う団体でフェンシングの練習をしていて、そっちの練習が午前午後どちらか絶対あります。その練習ない日に授業を取っていて。酷い日だと、練習を午前中にやって、授業は三限だけ受けて、その後また立教の部活のために出て、その次の日も一限だけ出て、午後の練習行って、そのあと部活行ってみたいな生活だから、両立はすごく難しいです。

 

―もう1個の練習拠点はどこですか?

 

橋本:日本代表のナショナルトレーニングセンター(NTC)。公欠制度がないから、試合とか行く時4回欠席とかあると、単位を落とします。しかし、試合、試合、練習合宿とあって、そこはちょっと厳しい感じです。

 

嵯峨:自分は経営学部で、その授業の内容的には、性格的にも割と合っていると思います。授業があるから練習時間を変えるのではなくて、逆に練習時間がこうだから授業を組まないといけないっていうその履修の組み方が難しいです。リーグ戦は基本週末ですが、夏とか全国大会の予選になると金曜日とか平日に試合があるから、休まないといけないですし、その前日練習を夜中にやっていたら試合の時間が短くなっちゃうので、前日練習も昼にやらないといけないので、またそこも休まなきゃいけないです。そのスケジュールの調整がやっぱ両立っていう意味では1番大変です。

 

―(橋本に)テストがすごく大変と聞きました。

 

橋本:テストも多いですし、出席も多いので大変です。

 

―テストを乗り越える秘訣はありますか?

 

橋本:テストの1週間は毎日10時ぐらいまで図書館行って勉強しています。

 

―(嵯峨へ)逆に経営はBL(経営学部の必修グループワーク授業)とかグループ活動が多いと聞きました。

 

嵯峨:経済はマクロな視点で見るイメージで。企業がどうやったら売れるかかど数学使える分野もある気がします。でも自分は数字苦手で、だから経営だとみんなでどうやって売れるかを考えることになります。

 

―授業外活動もありましたが、サッカー部どうやって両立してきましたか?

 

嵯峨:できるだけ授業内で。グループワークがあるからその課題が1週間。 週の火曜に授業あったら、土曜までにグループ課題があって、個人でできないから、みんなの時間に合わせて夜のzoomをやります。前提として、できるだけ授業内に終わらせ、夜のzoomの時間を減らします。もしグループみんなからの承諾得て昼休みとかにやるみたいな話になったら、そこで終わらせます。でも、それでも夜のzoomの時間が必要だったら、自分がパワポのスライドここまでやっとくからここまで話し合っといてくれない?と言って。自分のタスク決めて、グループワークに参加できない時間も一応貢献しているよっていう意思表示をしています。

 

―(橋本へ)GLとっていた時はどう両立した?

 

橋本:練習終わって帰ってきて11時ぐらいから始めてみたいな感じでしんどかったです。たまに休みました。

 

ー大学生活で1番印象的な出来事

 

嵯峨:冬のオフに1人でイギリス行きました。向こうの親戚とか家族に会いに行って、コロナ禍でも、他の家族は行く機会ありましたが、自分だけ部活とかサッカーとかで行けてなくて。普通に1人で海外行くことが初めてだったし、なんか1個成長したって言うのもなんですけど、殻を破った感はありましたし、すごく楽しかったので印象には残っています。

 

橋本:英語のメンバーたちと一緒にドライブで、千葉行ってビーチ遊んで、夕日見て花火して帰って来ました。7、8人で行った。

 

―好きな授業、印象深い授業、楽しかった授業

 

橋本:少人数の授業が好きで。大人数って聞いているだけだから全然話してなくて、あまり好きじゃないです。 参加する授業の方が好きなのでGLは楽しかったです。あとも1個、企画講座みたいな色んな会社の偉い人が来てくれて、課題を出されてそれをグループで話して、プレゼンする機会がありましたが、それも楽しかったです。

 

嵯峨:自分はBLよりも、2年の後期にbusiness and societyいう全部英語でやる授業が好きでした。ある程度わかるから、やっていて楽しかったし、留学生とかも結構取っていて授業で発言するのも外国の人ということもあるので、その国の考え方とかを教えてもらったことは面白かったですね。

(7月3日 取材・編集 山口隼輝)

 

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